あとかたづけ ページ7
*
お庭でのバーベキューは終わったけど、久しぶりに盛り上がった両親たちはリビングに場所を変えてワイワイやってる。
子どもたち、つまり私とミンギュくんで後片付け。
明日やるからいいわよなんて言われたけど、ミンギュくんがせっせと片付けてるから一緒に片付けた。
料理もそうだったけど、片付けだって手際がよくてあっという間に綺麗になっていく。
『冷たっ』
最後にお庭のテーブルを拭いていたら背後からほっぺたに冷たい感触。
びっくりして振り返るとアイスを手に持った笑顔のミンギュくんが立ってた。
MG「おつかれさま。アイス食べない？」
『もうーびっくりした。ありがと』
アイスを手に取ってベンチに座る。
ミンギュくんがくれたのは私の好きなソーダ味でラムネが中に入ってるアイス。
MG「Aちゃんくるから買っといたんだよ。好きだったでしょ、そのアイス」
覚えて…くれてたんだ。
『うん。よく覚えてたね』
MG「何回それ一緒に食べたと思ってるんだよ」
そう言ってクスクス笑う。
小さい頃、お隣に遊びに来てはこのアイスをここで並んで食べてた。
だけど一人じゃ食べきれなくていつも半分こして食べてたっけ。
MG「だからこのアイス見るたびにAちゃん思い出すんだよね」
『じゃあ夏場だけだね、思い出すの』
MG「そんなことないよ！あのコンビニのピザまんでも思い出すし。冬はよくそれ食べたでしょ」
『私のこと思い出すの食べ物ばっかりじゃん』
あーそういうわけじゃないんだけどなって困った顔で笑う。
MG「ねえ。Aちゃんはさ、俺の事思い出したりとかないの？」
『思い出すも何も、おばさんがうちによく遊びにくるし、そのたびにミンギュくんのこと話すから。私意外とミンギュくんのこと知ってるよ？』
MG「なんだよ。Aちゃんばっかりずるいじゃん。一方的に俺のこと知ってて」
『そんな事言われても…しかも別に私のこと知ったところで特に何もないよ』
MG「俺は遠い見知らぬ土地で寂しく実家や幼なじみを思い出してるというのに…」
そんな事をいうけどミンギュくんのことだ。
楽しい大学生活送ってるのはわかってるから笑ってしまう。
すると、そうだって思いついたように私にこう言った。
MG「交換しようよ。連絡先」
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しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» 当初、ライバルを誰にするかで迷ったんですけどね、やっぱりここはジョンハンくんかな、と。 ミンギュくんのこないだのミューバンとかナムジャ全開だったのでそれを目指して書きたいと思います笑 (2019年7月3日 15時) (
レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - うーん、ライバルがハニヒョンって！ミンギュ前途多難ですな(ﾟ∀ﾟ)最近、ナムジャ感増してるミンギュのめちゃ可愛いカッコ良いところ、期待して待ってまーす^ - ^ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年5月10日 17時
