ヤキモチ ページ48
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" 幼なじみくん " なんてハニが言うからミンギュくんが小さい声で「は？」って言うのが聞こえた。
『あ、あ！コーヒーありがとう！！ミンギュくん、あのね友達の…』
JH「どーも。ユン・ジョンハンです」
MG「キム・ミンギュ…です。ミョンホの、先輩なんですよね」
ハニがこないだの写真の人だって気づいたみたい。
JH「なんだ、知ってんだ？そ、ミョンホの先輩で、Aの友達。へー、Aの幼なじみって随分イケメンじゃん」
顔は笑顔だけど言い方が妙に刺刺しくて変な汗がでそう。
『ミンギュくん、寒いから帰ろ。ハニ、またね。あ、あけましておめでとう！』
一応ミンギュくんもハニに会釈してその場を後にしようとすると、Aって呼び止められる。
JH「今年もよろしく。やっぱその帽子似合ってんな」
またなって私の頭をポンポンとして、スンチョラまだかよってコーヒーショップの方に歩いて行った。
ミンギュくんが買ってくれたコーヒーを飲みながら歩く帰り道。
ハニと別れてから無言の私たち。やだな…なんか気まずい雰囲気。
MG「帽子…」
『え？』
MG「その帽子！あの人にもらったの？」
あー、やっぱりわかるよね。ハニがあんなこと言うから。
『あー、うん。こないだね、一応クリスマスだからってくれたの。か、かわいいよね、これ』
MG「Aちゃんにすごく似合ってて可愛いって思ってたのに…」
私としても「似合ってて可愛い」ってところだけ切り取ってこの話終わらせたい。
MG「あの人やたら俺に刺刺しくなかった？大体なんだよ幼なじみくんって」
さすがにミンギュくんも感じてたか。ほっぺ膨らんでるし口も尖がっちゃってる。
『ごめん、ハニも別に悪気はないと思うから…』
MG「Aちゃんは悪くないから謝らなくていい…」
またしばらく無言になったあと突然頭がひゅっと寒くなってまた暖かくなった。
MG「今日だけはそれ、被ってて」
頭に手をやるとミンギュくんがさっきまで被ってたニット帽が被されてた。
ねえ、今度こそ…ミンギュくんヤキモチ焼いてくれてるって思っていい？
『もう。雑に被せるから目までかくれちゃったじゃん』
前がよく見えないよってクスクス笑いながら横に触れたミンギュくんのコートを掴むと。
MG「じゃ、危ないから俺が手引いてあげる」
そう言ってお互いの片方の手袋はミンギュくんのポッケにしまわれて、夏の海の時みたいに手を繋いだ。
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しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» 当初、ライバルを誰にするかで迷ったんですけどね、やっぱりここはジョンハンくんかな、と。 ミンギュくんのこないだのミューバンとかナムジャ全開だったのでそれを目指して書きたいと思います笑 (2019年7月3日 15時) (
レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - うーん、ライバルがハニヒョンって！ミンギュ前途多難ですな(ﾟ∀ﾟ)最近、ナムジャ感増してるミンギュのめちゃ可愛いカッコ良いところ、期待して待ってまーす^ - ^ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年5月10日 17時
