こんなところで ページ47
*
ステージ上に出演者が集合して新年のカウントダウンが始まる。
私たちもそれに合わせて私たちも声を出す。
…５！４！３！２！１！
Happy New Year〜〜〜！！
新年の幕開けと共に花火が打ちあがる。
MG「Aちゃん、今年もよろしくね」
隣にいるミンギュくんが打ちあがる花火に照らされながら私を見て微笑む。手は繋がれたまま。
『こちらこそ。よろしくね』
今年の始まりをミンギュくんと一緒に迎えるなんて去年の初めは想像もしてなかったよ。
ましてこんな気持ちを抱くことになるなんて。
ミンギュくんにとっては今でもまだお隣の家の３つ年上の幼なじみのAちゃん？
この繋がれた手に少しだけ期待してもいいの？
カウントダウンイベントも終わりに近づいて、そろそろ帰ろっかと歩き出す。
MG「ねえねえ。コーヒー飲まない？さすがに少し冷えたでしょ」
防寒対策はしてきたけど、こんな時間にずっと外にいたからやっぱり寒いなって思ってたとこ。
会場近くのコーヒーショップ。
イベント客用にこんな時間でもオープンしてるけど、コーヒーを買い求めるお客さんで混んでる。
MG「混んでるなあ。俺…買ってくるからAちゃんここで待ってて。すぐ戻るから！」
了解って言ってコーヒーショップに走るミンギュくんを見送る。
イベント帰りのお客さんがどんどん通り過ぎるなかコーヒーショップの向かいにあるベンチでスマホをさわってると
「あれ、Aじゃん」
聞き覚えのある声に顔をあげるとそこにいたのはハニ。
『え、偶然！！そこの会場にもしかしていたの！？』
JH「なんだよAも来てたの？てか、一人で何してんの」
『ん、コーヒー待ちしてるの。今そこに買いに行ってくれてて』
JH「お、こっちもスンチョラがじゃんけん負けて今買いに行ったとこ。Aは？誰と？」
『あー、えっと…前に話した幼なじみ。ホントはミョンホも一緒の予定だったけど都合悪くなっちゃって』
このタイミングでミンギュくんに戻ってきてほしくないな、と思いながらお店に目をやるけど行きかう人が多くてよく見えない。
JH「へー。仲良いじゃん」
ハニの事で微妙な雰囲気にはなったけどね。
『まあ、悪くは…ないよ』
とやっぱりこんな変なタイミングで。
MG「Aちゃん？買って、来たよ…」
コーヒーを２つ持ってこっちを見てるミンギュくん。
JH「ふうん、君が例の幼なじみくん…ね」
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しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» 当初、ライバルを誰にするかで迷ったんですけどね、やっぱりここはジョンハンくんかな、と。 ミンギュくんのこないだのミューバンとかナムジャ全開だったのでそれを目指して書きたいと思います笑 (2019年7月3日 15時) (
レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - うーん、ライバルがハニヒョンって！ミンギュ前途多難ですな(ﾟ∀ﾟ)最近、ナムジャ感増してるミンギュのめちゃ可愛いカッコ良いところ、期待して待ってまーす^ - ^ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年5月10日 17時
