幼なじみの枠 ページ31
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今日も皆で楽しく過ごしてお店を出た。
明日帰る私とミョンホに対して名残惜しそうにしてくれる皆。
こっちにも遊びに来てねって言ったらソクミンくんが絶対行きますって何度も頷いてた。
ホテルまでそんなに遠くないから大丈夫だよって言ってるのにミンギュくんが送るってきかない。
T8「ヌナ、ミンギュに送ってもらいなよ。で、ミンギュ家の鍵貸して。俺先帰る。眠すぎ」
そういうミョンホにOKって鍵を渡すミンギュくん。
MG「俺入れるようにしといてよ？さ、Aちゃん行こ」
ミョンホ絶対わざとでしょ。私のことみてニヤッてしてるもん。
MG「あーあ。もう明日帰っちゃうのかあ」
寂しそうにつぶやくミンギュくんを横にしてどうしたって意識してしまう。
ミョンホがあんなこというから。
ミンギュくんも自分の気持ち理解してないってミョンホはそう言ってたけど、それが私と同じ気持ちかなんてわかんない。
『楽しい時間はあっという間だね』
そう言いながらまたミンギュくんとしばらく逢えなくなるのかって思ったら、この気持ちを育てていっても寂しくなるだけかなって思ったりした。
高校の時付き合ってた一つ年上の彼も卒業して地方の大学に行ってしまって、当然逢えない日々が続いて寂しくても逢うこともできずに結局別れてしまった。
MG「俺さ、ちょっと嫉妬したんだよね。ミョンホに」
『え？』
MG「知らない間にAちゃんとすごく仲良くなっててヌナなんて呼んでるしさ」
大きな身体でシュンとなってる姿が可愛く見えた。
『あー。ミョンホに弟ができたみたいって言ったらそう呼び始めたんだよね』
MG「ほら、Aちゃんもミョンホって呼び捨てだし。迎えに行った時なんか嫉妬しちゃった」
ハハって笑うミンギュくんを見て、空港で一瞬私を無表情で見たのってそれだったのかって思った。
MG「もしAちゃんが…ミョンホのこと好きなら。俺、協力するからね？」
私を優しい目で見ながら突然そんな事を言うからグッと下唇を噛んだ。
『違う…ミョンホは本当に弟みたいで…』
そう返すのが精一杯。
MG「だけどそれが恋愛対象に変わることだってあるじゃん」
違うよ。恋愛対象に変わったのは今私の横にいる幼なじみだよ。
自分の親友との恋愛をすすめてくるミンギュくんにそんな事言えるわけもなく。
ミンギュくんと私が幼なじみの枠から抜けることはやっぱりないのかな。
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しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» 当初、ライバルを誰にするかで迷ったんですけどね、やっぱりここはジョンハンくんかな、と。 ミンギュくんのこないだのミューバンとかナムジャ全開だったのでそれを目指して書きたいと思います笑 (2019年7月3日 15時) (
レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - うーん、ライバルがハニヒョンって！ミンギュ前途多難ですな(ﾟ∀ﾟ)最近、ナムジャ感増してるミンギュのめちゃ可愛いカッコ良いところ、期待して待ってまーす^ - ^ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぇるび | 作成日時：2019年5月10日 17時
