めざまし ページ4
*
翌日の夕方。
前から決まっていたお隣でバーベキューをする日。
ママからお隣の準備手伝ってあげてって言われて先にお隣に向かった。
『こんにちは。お手伝いに来ました』
MG母「あら、お手伝いなんて良かったのに」
『いえいえ、お庭提供していただくんだしそれくらいは…』
MG母「あっそうだ！ミンギュ起こしてきてくれない？寝ちゃってるのよ」
『え…？』
昨日ミンギュくんを街で見かけてからなんか変。
名前を聞いただけで心臓がドキッとする。
MG母「帰ってきた時にAちゃん元気かなって言ってたからビックリさせてやって」
『でも…勝手に部屋入っちゃって嫌がらないですか？』
MG母「大丈夫よ〜。ミンギュと仲良しじゃない」
お願いね、と半ば無理矢理な感じでミンギュくんを起こしに行くことになってしまった。
仲良し…ってそんなの小さい頃の話なのに。
小学校以来入った事のないミンギュくんの部屋の前。
小さい頃に一緒に作ったドアプレートがそのままかかってる。
覚えたての可愛い字で「MINGYU」って名前が書かれてて懐かしい。
一応ノックはしてみたけど返事なんかあるわけなくて、そっとドアを開ける。
ドアを開けて右側にあるベッドを見ると口を開けてぐっすり眠ってるミンギュくん。
昨日あんなにステキになってたミンギュくんの寝顔は小さい頃一緒にお泊りしたときと全然変わってなかった。
『ミンギュくん…』
と声をかけてみたけど反応なし。
腕をトントンってして呼びかけると、うーんって寝返りをうって背中を向けられてしまう。
仕方ないので少し大き目の声で呼んで背中をトントンってするとそれまで聞こえていた寝息が止まった。
『ミンギュくん起きて？バーベキュー始まるよ』
そういうとガバッという音が聞こえそうなくらいの勢いでミンギュくんが起きてこっちを向いた。
MG「え？あ？え…Aちゃん？え、なんで？」
寝ぼけ眼で私がここにいる状況ができないでいる。それもそうだよね。
『おはよ。バーベキューの準備のお手伝いに来たら、おばさんが起こしてきてっていうから…ごめんね、勝手に入って』
MG「あ…そうか。いや、ありがとう…」
『じゃ、もうすぐ始まるから。髪…めっちゃはねてるから直しておいで』
MG「あっ、うん…わかった。あーなんかかっこわる」
って頭をわしゃわしゃ掻いてるミンギュくんが可愛くて笑いながら部屋を出た。
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 742人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しぇるび(プロフ) - mkinspritさん» 当初、ライバルを誰にするかで迷ったんですけどね、やっぱりここはジョンハンくんかな、と。 ミンギュくんのこないだのミューバンとかナムジャ全開だったのでそれを目指して書きたいと思います笑 (2019年7月3日 15時) (
レス) id: 542ec3e072 (このIDを非表示/違反報告)
mkinsprit(プロフ) - うーん、ライバルがハニヒョンって！ミンギュ前途多難ですな(ﾟ∀ﾟ)最近、ナムジャ感増してるミンギュのめちゃ可愛いカッコ良いところ、期待して待ってまーす^ - ^ (2019年7月2日 21時) (レス) id: 0bd1ab3dc1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しぇるび | 作成日時：2019年5月10日 17時
