幼なじみへの愛を100字以内で述べよ。 (ページ16)

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夏休みがあっという間に終わり、二学期が始まった。

結局、夏休みはほぼ家と塾の行き来だけで終わってしまった。

模試当日の数日後に紫耀から、模試どうだった？という連絡が来た。

私はまぁまぁできたよ、と返すと俺全然解けなかったんだけど笑と返ってきた。

おそらく今週には届くと塾の先生は言ってたけど、どっちにしろ紫耀と出かけられるから勝ち負けは正直どうでもいい。

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二学期が始まって数日後。

塾で授業が始まるや否や先生が模試の結果の紙を持って教室に現れた。

途端に周りの生徒がザワつき始める。

模試の結果返します、と先生が言うと1人1人名前を呼ばれる。

私の名前が呼ばれ、先生から模試の結果の紙を受け取る。

おそるおそる中を見てみると、私が行きたい大学の判定は

Cだった。

微妙。良い方なのか悪い方なのかわからない。

大学別のランキングでは真ん中らへん。

どう反応したらいいのかわからない結果だな。

紫耀はどうだったんだろうと思い、携帯を開いて今回の模試の点数を打って紫耀に送った。

するとすぐに既読がつく。

紫耀の返事を待っていると、紫耀から

『俺負けたー笑』

というメッセージが返ってきた。