Only you

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次の日、いつも通りグランドにいくと

カノンが言っていたような雰囲気はまったくなかった




あ、北山先輩がボールもった！

いけいけ！

お！？ あぁーーー！




今日もかっこいいな〜



かのん「あ、A〜！こっちきて！」


え、今？まだ練習終わってないのに

かのん「はやくはやく」

戸惑いながらもベンチの方に近づく

「Aちゃんのおかげでよくなったよ！！」

A「ん、、、え？」

かのん「昨日の！」

A「あれ本当に言ったの！？」

「いつも見てくれてるだけあるわ〜！」


A「いや、あの、私は北山先輩みてるだけなんで、ボール回ってこないなーって思ってて言っただけですから！」

ッブォ、、

「お、い、きったねぇな北山、ふきだすなよ」

北山「わりぃわりぃ」

「やっぱ北山しか見てねぇ笑」

かのん「そんなことないですよ？」

「そうなの？」

かのん「ちゃーんとサッカー部のことちゃんと見てて」

A「あああああああ、ん？なにいってるのかのん
ほんとーーーに北山先輩しか見てないから、ね？」

「もうマネージャーなっちゃいなよ」

A「あはは。それはーちょっと？笑」

「嫌なんかーい笑」

顧問「はい、次のメニューやるぞ！」

「「はい！」」

部員全員が自分のポジションへと走っていった

かのんも用具を用意しにどこかいっちゃった

北山「ありがとうな」

A「えっ？」

北山「お前が見てて気づいてくれなかったら
改善できなかったことだから」

A「そんなそんな、本当に私北山先輩見てただけなんで！」

北山「お前よくそんな恥ずかしいことさらさらと言えるよな笑」

A「だって、みんな私が北山先輩のこと好きって知ってるじゃないですか〜笑」

北山「本人前にして言うか？」

A「はい！気持ちは伝えていかないと笑」

北山「お前らしいな、、まぁ、ほんと、ありがとう
これで先輩たちとまだまだサッカー続けられそうだわ」

私の頭をポンポンして

先輩もグランドに戻って行った



え、何今の、、、、

キュン死に値する、、、、

先輩こそ、恥ずかしいことさらっとしてくるじゃん


かのん「A？どうした？顔赤いけど」

A「え？あ、いや、なんでもない」

かのん「あと1時間くらいだけど、もうここで見ていきなよ」

A「ううん。戻るよ。ここは部員が使う場所じゃん？私はいつもの場所から見てるから」

かのん「そっか、じゃまた後で！」

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