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学祭の準備は着々と進んでいき
期末テストの期間になった。




私はいつものように残って勉強




今日はかのんが用事があって先に帰るっていってたから下校時刻までやっていこうかな…
さ、飲み物買ってきて勉強しよーっと




北山「あ、いた」

A「へっ?」

北山「お前いるかなと思って探してたんだよ」

探してた?私を?でもなんで?

北山「これ、教えて欲しいんだけど」

A「えっ!?」

北山「かのんちゃんが言ってた、お前勉強できるって。特に数学」

たしかに数学は得意だけど…

北山「高校の範囲は全部できるんだろ?」

なんでそこまで知ってるんだろ
かのんがいったのかな

A「一応…」

北山「よし、じゃ頼んだ!点数悪かったら大会ださねぇとか言われちゃってさー」

A「それ北山先輩だけじゃないですか?」

北山「えっ、なんでわかんの」

A「いや、他の先輩割と勉強してましたよ笑」

北山「まじか………」

A「やるなら早くやりましょう。北山先輩が大会出なかったら私応援する意味なくなるじゃないですか」

北山「さんきゅー!たすかるわ〜!」

A「で、どこですか?範囲は」




後輩が先輩に勉強を教えると言う謎の時間
私が説明したところを黙々と説いている北山先輩




やっぱ顔もかっこいいよなぁ北山先輩


北山「、、、、なに」

A「えっ?」

北山「さっきからお前がずっと顔見てくるから集中できねぇんだけど」

A「え、あ、ごめんなさい」

北山「まぁ、いいけど笑」


ていうかなんで私なんだろう
ちか先輩に頼めばいいのに…

A「北山先輩…」

北山「ん?」

A「なんで私なんですか?ちか先輩の方がよかったんじゃ、、ていうか2人でいたらちか先輩怒るんじゃ…」


北山「……あー。わかんね、なんかお前が最初に浮かんだ。」


1番最初にうかんだって、、、


嬉しいけどなんか……
複雑…



北山「ちか、、怒るかな…」

A「怒るんじゃないですか?だって彼氏が他の女の子と2人切りなんですよ?」

北山「でも、お前だよ?心配する必要がないじゃん」


どういうことですか!
突っ込みたくなるところだけど

A「それでもやっぱダメですよ2人きりは
もう全部理解できましたよね?じゃああとは頑張ってください。わたし帰りますから」

北山「そっか…あんがとな、テスト終わったらなんか買ってやるよ」



先輩と2人きりは嬉しかったけど、ちか先輩に罪悪感がちょっと残った。

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作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時

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