検索窓
今日:15 hit、昨日:29 hit、合計:48,759 hit

12 ページ13

北山side

A「北山先輩、お疲れ様でした」

練習試合がおわって
解散になった時、Aちゃんが水をくれた


なんか申し訳ないな


北山「…………ごめんね」

A「え?どうして謝るんですか?」

北山「わざわざここまで俺見にきたんでしょ?」

A「はい。そう、ですけど…」

北山「俺後半一切でてないじゃん、なんかわざわざきたのに、申し訳ないじゃん」

前半が終わる前、ちょっとしたミスで先生に怒られた

次期キャプテンならもっとできることがあるだろって
考え直せって言われて、後半は出させてもらえなかった…

A「でもでも、前半、めーーーっちゃいいとこありましたよ?特にあのシュートのところとか!」

北山「そこだけだよ、後はダメダメ先生にも言われたもん」

あーぁ。なんでこんなにも見てくれてるんだろう
俺別に何もしてないのに…………



ちかは……
大会でも見にきてくれたこと、まだ、ない、よな


A「でも北山先輩は、あのミスだけですよ?
次はできると思います!」

北山「なんで、そう言えるの?」

A「だって、あれ、毎朝先輩練習してたやつですよね?」

北山「えっ、、、、」

あれ。毎朝やってんの
知ってるんだ、、、、
誰も見てないと思ってたのに


A「え、あああ、いや。そのー、毎日朝も見てるとかそういうことじゃなくて、あの、朝きたらグランドでたまたま先輩が練習してて、」


めっちゃテンパってるし笑
引かれるとか思ったのかな
Aちゃんに関してはもう引くとかの概念ないわ笑

北山「はははは朝も俺のこと見てんだ?笑」

A「、、、みてます。」


さっきまで落ちてたのに。Aちゃんといるとなんか元気になるし、落ちてるのがバカに思えてくるなぁ…

北山「…………あーぁ、もうお前がいると調子狂うわ
また次がんばろ」

A「あはは、狂わせちゃって、ごめんなさい笑」

北山「お前絶対謝る気ないだろ?笑」

A「バレました?笑」



なんだかんだで、俺
Aちゃんの存在に救われてんのかな…

13→←11



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。