12 ページ13
北山side
A「北山先輩、お疲れ様でした」
練習試合がおわって
解散になった時、Aちゃんが水をくれた
なんか申し訳ないな
北山「…………ごめんね」
A「え?どうして謝るんですか?」
北山「わざわざここまで俺見にきたんでしょ?」
A「はい。そう、ですけど…」
北山「俺後半一切でてないじゃん、なんかわざわざきたのに、申し訳ないじゃん」
前半が終わる前、ちょっとしたミスで先生に怒られた
次期キャプテンならもっとできることがあるだろって
考え直せって言われて、後半は出させてもらえなかった…
A「でもでも、前半、めーーーっちゃいいとこありましたよ?特にあのシュートのところとか!」
北山「そこだけだよ、後はダメダメ先生にも言われたもん」
あーぁ。なんでこんなにも見てくれてるんだろう
俺別に何もしてないのに…………
ちかは……
大会でも見にきてくれたこと、まだ、ない、よな
A「でも北山先輩は、あのミスだけですよ?
次はできると思います!」
北山「なんで、そう言えるの?」
A「だって、あれ、毎朝先輩練習してたやつですよね?」
北山「えっ、、、、」
あれ。毎朝やってんの
知ってるんだ、、、、
誰も見てないと思ってたのに
A「え、あああ、いや。そのー、毎日朝も見てるとかそういうことじゃなくて、あの、朝きたらグランドでたまたま先輩が練習してて、」
めっちゃテンパってるし笑
引かれるとか思ったのかな
Aちゃんに関してはもう引くとかの概念ないわ笑
北山「はははは朝も俺のこと見てんだ?笑」
A「、、、みてます。」
さっきまで落ちてたのに。Aちゃんといるとなんか元気になるし、落ちてるのがバカに思えてくるなぁ…
北山「…………あーぁ、もうお前がいると調子狂うわ
また次がんばろ」
A「あはは、狂わせちゃって、ごめんなさい笑」
北山「お前絶対謝る気ないだろ?笑」
A「バレました?笑」
なんだかんだで、俺
Aちゃんの存在に救われてんのかな…
147人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時