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週末


私は他校で行われているサッカー部の練習試合を
見に来ている


サッカー部の先輩たちからは
ここまでくるとストーカーだな
なんていじられている私


ま、そんなことは気にしてないけど







あ!北山先輩ボールきた!

あと少し!!

あーぁーーーーー!!

いけいけ!

やった!

A「北山先輩、ナイスゴール!!!!」


あっ。やばっ、つい叫んじゃった


チラッとこっちをみた北山先輩

<ばーーか!>

めちゃめちゃ笑いながら
口パクでそう伝えてくる


その後も北山先輩の見せ場がたくさんあった
だけど、前半が終わりそうなところで
ミスをして先生に交代させられて
後半は一度もでなかった。


A「北山先輩、お疲れ様でした」

さっきかった水を先輩に渡す

北山「…………ごめんね」

A「え?どうして謝るんですか?」

北山「わざわざここまで俺見にきたんでしょ?」

A「はい。そう、ですけど…」

北山「俺後半一切でてないじゃん、なんかわざわざきたのに、申し訳ないじゃん」

A「でもでも、前半、めーーーっちゃいいとこありましたよ?特にあのシュートのところとか!」

北山「そこだけだよ、後はダメダメ先生にも言われたもん」

A「でも北山先輩は、あのミスだけですよ?
次はできると思います!」

北山「なんで、そう言えるの?」

A「だって、あれ、毎朝先輩練習してたやつですよね?」

北山「えっ、、、、」




あ、やばい、、かな
朝も見てるのバレちゃうじゃん、、、

流石に引かれる、、かな?


A「え、あああ、いや。そのー、毎日朝も見てるとかそういうことじゃなくて、あの、朝きたらグランドでたまたま先輩が練習してて、」

北山「はははは朝も俺のこと見てんだ?笑」

あ、北山先輩笑ってる、、

引いてない、、?

A「、、、みてます。」

北山「…………あーぁ、もうお前がいると調子狂うわ
また次がんばろ」

A「あはは、狂わせちゃって、ごめんなさい笑」

北山「お前絶対謝る気ないだろ?笑」

A「バレました?笑」

北山「バレバレ。よーし、帰るかぁ」

A「あ、かのん」

北山「かのんちゃーん、こいつ待ってんぞー!」

北山先輩がそう叫ぶと慌てて走ってきたかのん

かのん「はぁ、はぁ、びっくりした、置いてかれるかと思った」

A「まさかっ!ちゃんとまってたよ笑」


この日はかのんと北山先輩と3人で帰った

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作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時

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