11 ページ12
週末
私は他校で行われているサッカー部の練習試合を
見に来ている
サッカー部の先輩たちからは
ここまでくるとストーカーだな
なんていじられている私
ま、そんなことは気にしてないけど
あ!北山先輩ボールきた!
あと少し!!
あーぁーーーーー!!
いけいけ!
やった!
A「北山先輩、ナイスゴール!!!!」
あっ。やばっ、つい叫んじゃった
チラッとこっちをみた北山先輩
<ばーーか!>
めちゃめちゃ笑いながら
口パクでそう伝えてくる
その後も北山先輩の見せ場がたくさんあった
だけど、前半が終わりそうなところで
ミスをして先生に交代させられて
後半は一度もでなかった。
A「北山先輩、お疲れ様でした」
さっきかった水を先輩に渡す
北山「…………ごめんね」
A「え?どうして謝るんですか?」
北山「わざわざここまで俺見にきたんでしょ?」
A「はい。そう、ですけど…」
北山「俺後半一切でてないじゃん、なんかわざわざきたのに、申し訳ないじゃん」
A「でもでも、前半、めーーーっちゃいいとこありましたよ?特にあのシュートのところとか!」
北山「そこだけだよ、後はダメダメ先生にも言われたもん」
A「でも北山先輩は、あのミスだけですよ?
次はできると思います!」
北山「なんで、そう言えるの?」
A「だって、あれ、毎朝先輩練習してたやつですよね?」
北山「えっ、、、、」
あ、やばい、、かな
朝も見てるのバレちゃうじゃん、、、
流石に引かれる、、かな?
A「え、あああ、いや。そのー、毎日朝も見てるとかそういうことじゃなくて、あの、朝きたらグランドでたまたま先輩が練習してて、」
北山「はははは朝も俺のこと見てんだ?笑」
あ、北山先輩笑ってる、、
引いてない、、?
A「、、、みてます。」
北山「…………あーぁ、もうお前がいると調子狂うわ
また次がんばろ」
A「あはは、狂わせちゃって、ごめんなさい笑」
北山「お前絶対謝る気ないだろ?笑」
A「バレました?笑」
北山「バレバレ。よーし、帰るかぁ」
A「あ、かのん」
北山「かのんちゃーん、こいつ待ってんぞー!」
北山先輩がそう叫ぶと慌てて走ってきたかのん
かのん「はぁ、はぁ、びっくりした、置いてかれるかと思った」
A「まさかっ!ちゃんとまってたよ笑」
この日はかのんと北山先輩と3人で帰った
147人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きぴ | 作成日時:2019年11月18日 7時