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ページ12

侑李side





少し離れたところに公園があって、そこのベンチに座って頼武君をあやしてた





侑「ばぁー!あ〜、可愛いね〜」

頼「…((ニコッ」





あぁ可愛い…癒される…


僕のお腹の中にいる子にも早く会いたいな






涼「知念、大ちゃんの家行くよ」





涼介の声がして振り向くと大貴を背負った涼介の姿





侑「え…大貴?」

涼「ちょっと意識飛んでるだけ。知念頼武くん抱っこして行ける?」

侑「あ…うん。大丈夫」

涼「悪い。無理すんなよ」





淡々と喋る涼介はどこか不安そうな声


こういう時はあえて何も言わないでおくのが1番


2人で並んで歩き始めた



15分ほどで家が見えてくる


大貴が持ってた鍵で部屋を開け、中に入った


頼武くんはリビングのベッドに、大貴はソファに寝かせた





涼「ふぅ…」

侑「…なんかあったの?」

涼「いや…別に」





とかいう涼介の頬に涙の跡があったのは見なかったことにした



すると頼武くんが泣き出した





頼「ふぇぇぇぇっ…」

侑「あ…そろそろミルクだよね?涼介わかる?」

涼「何となくなら。でも知念あげてあげたら?練習ってことで」

侑「…はーい」





キッチンの棚に置いてある哺乳瓶と粉ミルクを前に睨めっこ


えーと…まずはたしか…?



格闘することおよそ5分


何とかミルクを作り、リビングで頼武くんをあやす涼介の元へ





侑「できた」

涼「はい、じゃ抱っこして腕で支えて、こっちの腕でミルクあげんの」

侑「わわ、難しい…」




涼介が支えててはくれるものの難しい


わぁ…大貴これひとりでやってんのか…すごい





大「…ん…」





大貴の声が聞こえて振り向くと


大貴の目がゆっくりと開いた

*→←仲間



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miko - 作品読ませていただきましたぁ!!!いやぁ...つなぐさん天才です (2020年5月6日 17時) (レス) id: e521ced911 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトタイがー(プロフ) - いつも楽しみに読ませてもらってます。 あの後、羽琉君がどうなったのか先が凄く気になっているので、こちらの方も更新して下さいね…(*^^*) 楽しみにしてまぁ〜す。 (2020年2月18日 21時) (レス) id: 452ba60033 (このIDを非表示/違反報告)
由依(プロフ) - つなぐ〜!久しぶり!!ゆかだよ〜!移行おめでとう!!更新頑張ってね〜〜!! (2020年1月13日 13時) (レス) id: 465319fe87 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:つなぐ。 | 作成日時:2020年1月12日 17時

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