君を呪う【短編集】

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五条「…じゃあさ、1番平等で白黒はっきりする方法で決めようか」
迅「…あぁ、それいいね、そうしよう」


迅が拘束していた腕の力を緩めたので急いで離れた



そんな私を見る




迅と…
五条さん…








そして、
ゆっくりとこちらに近づいてきた






「あ、の…ど、どうしたの？」




迅も五条さんも
いつもの飄々とした雰囲気がない…




違和感を覚えて
2人に詰められた分を取り戻すように後退る







が、不意に止まってしまった身体…


こんなところに壁なんてなかった…




後ろを見るが、もちろんそこには何もない






迅「お、さすが五条さん」
五条「逃がさないよ」




あぁ、そうか
五条さんの…だから退がれないんだ




後ろには “無限” があるから…





そうこうしているうちに目の前にくる2人




私よりも背が高いので
自然と見上げる形になる




五条「A、選んでよ」

「…へ？」

迅「俺か、五条さん…Aはどっちがいい？」


「えっ、と…。ち、ちょっと、迷うなぁ…」



曖昧な返事をしながら、とにかく
この状況から早く抜け出そうと



していたのだが…



私の顔のすぐ横
“見えない壁” に手をつく2人



五条「いいよ、ゆっくり考えて
こたえが出るまで待ってるから」

迅「それまで、ずっとこのままだけど…」



右は五条さんに、左は迅に道を塞がれ
もう逃げることは出来ない……





迅「俺を選んでくれたら、
イイコトあるよ……



俺のサイドエフェクトがそう言ってる」



五条「もちろん、僕だよね？
選んでくれないと………



呪っちゃうよ？」









_______________________________




以下、作者の雑談


五条先生の呪術、勝手に作りました
自分の周りに無限バリア張れるんだから、任意の場所に無限(の壁)ぐらい作れるだろ…と
最強だし、なんでもできるでしょ



無限使いながらの壁ドンって事は
片方の手は印(？)結んでるって事だよね。
ダサくならないか…？
イケメンは何やってもカッコいいか………



迅さんと五条先生だったら間違いなく五条先生が勝つよね。カカシ先生と五条先生はどっちが勝つか分からんけども…



五条先生、迅さんの事どうやって呼ぶだろう…と迷った末、名前呼びになりました
違和感ある方はお気軽にコメントで仰って下さい。
変えますので…





作者の雑談にも付き合ってくれた方、
どうもありがとうございました

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