子供誘拐 ページ14
[A]
次の日
私は腰に刀をさして万事屋へ向かう。
異三郎のメールで送られてきた地図をたどっていくと万事屋銀ちゃんっと大きな看板が貼られている家にたどり着いた。
ここか。とりあえずお目当ての子供が外に出るまでは、下手に騒ぎを出さないようにするため物陰に隠れて待つ。
しばらくすると、女の子が出てきた。
あの女の子、どこかの誰かに似ているような、、
神楽「新八ー!晴太を見たアルか?」
新八と呼ばれる男も家から出てくる。
新八「ちょっと神楽ちゃん先に行かないでよ。晴太くんならお登勢さんの店でもう働いているよ。」
神楽「そうアルか。じゃあ私らも行くネ。」
なるほど、お目当ての子供はあの下の店に今はいるのか。
なら簡単。子供が仕事を任せられるのはごくわずか。そのうちの1つはこの外にあるゴミ置場にゴミを捨てにくる仕事。
私は子供がゴミ置場にくると察して、ゴミ置場のすぐそばにある電柱に身を潜めて来るのを待つ。
しばらくすると、晴太と呼ばれる子供がゴミ置場に来た。
やっぱり。私の感が当たった。
私はその子供に背後から近寄って、睡眠薬を含ませたハンカチをその子供の口元に押し付けて、子供はすぐに眠った。
よし!あとは春雨の二人との待ち合わせ場所に向かうだけ。
私は子供のお腹に自分の片腕を回して、走って待ち合わせ場所に向かう。
待ち合わせ場所に着くと、阿伏兎がいた。
A「どうも。この子が例の子供です。」
私は阿伏兎に子供を渡す。
阿伏兎「本当に仕事が早いな。ごくろーさん。あとは俺たちが吉原へ向かう。じょーちゃんも今から向かうのか?」
A「えぇ。この子がいなくなった事に気付いたら、おそらく雇われた3人は吉原へ邪魔しに来ると思うので、私はそいつらを始末します。」
あれ、神威がいない。
A「そういえば団長さんはいないの?」
阿伏兎「あぁ、団長は寝坊だとよ。ったく困った奴だ、本当。
ま、団長を連れて俺たちも吉原へ向かう。」
A「そうですか。早くしてくださいね。私この仕事早く終わらせたいんで。」
私は軽く顔の表情を変える。
それを見て阿伏兎は早く仕事に取り掛かろうとしたらしく
阿伏兎「あぁ、わかったわかった。じゃ、また後でな。」
そう言って船に戻った。
私も早く吉原へ向おう、こんなつまらない仕事早く終わらせて今ノブたすが受け持っている暗殺の仕事を手伝いたいから。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時