検索窓
今日:3 hit、昨日:5 hit、合計:69,417 hit

第1話 ウチの学校 ページ3

「今日から入学するぅ、毒島姫っていぃまぁす」


目の前で挨拶する、この女


その瞬間、皆の心が共通した


"またかよ"






私の学校は少し特殊だ


人間の負の感情から生まれた呪霊を祓う呪術師を育成する学校


しかし、なんの因果か、ここは悪女校と呼ばれている


それは圧倒的 悪女の多さ故だろう



だから今まで多くの悪女がこの学校を辞めていった

というか、そういう奴らに限って大した能力を持たずに恐怖に負けて辞める、または悪さをして退学をくらう

または、死ぬ



私が入学して、もう2年…


多くの悪女が入学、退学していった

最早、奴らにとって入学と退学はセット


一度に二度のお得感というやつである




そして今日また新しい生徒が入学するという






2年教室


「なぁ!また、入学してくる奴がいるんだとよ!」


事の始まりはパンダの放ったこの言葉


優雅に遅刻常連犯の五条せんせーを来るのをまっていた私達はこの言葉によって固まった


「はあ!?」

「高菜!!」

「性別は?」


上から真希、棘、私


普通の学校では編入生が来るといえば驚きと期待で満ち溢れるだろう

でも残念


ここは悪女の宝庫

私達も奴らの手によって何度も痛い目を見てきた


特に棘


棘の嘘だと思いたい気持ちもよくわかる


でも、それよりまずは性別



前、1年に虎杖という素晴らしく優しく面白い"男"が入学した


男なら白

私が1年の頃に入ってきた憂太もちょっとアレだったけど凄いいい子だったし!


でも、女なら…100%といってもいいくらい黒



白なんて凄い少ないから、真希と私と野薔薇ぐらいだよ。というか、私達は元々入学決まってたしね


途中入学はほぼ黒でしょ


そんなことを考えながらパンダの返答を待つ


緊迫した空気


「性別は…残念ながら女だ」


その瞬間、目の前が暗くなった



「オーマイジーザスッ!!!」


天は私達を見放した



「おかか、ツナ、こんぶ!!!!」

「嘘だろ…」


二人とも絶望してる


ああ、私達の夢の学校生活は幕を閉じた

第2話 来たよ来たよ来たよ→←生徒名簿



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (268 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
516人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 悪女
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

三葉 - おかか連呼はヤバイですよ wwwww てか悪女めっちゃ拒絶されてるじゃないっすか www てか 花子と百合子て www (2021年3月11日 14時) (レス) id: 87b8c9b114 (このIDを非表示/違反報告)
現実逃避マリモ - それなぁ (2021年2月2日 16時) (レス) id: 684c0b4548 (このIDを非表示/違反報告)
青ニット - どうやったらこんなに面白くて素敵な作品が書けるのか、僕は不思議で仕方がない (2021年2月1日 21時) (レス) id: fdcb73c56d (このIDを非表示/違反報告)
青ニット - 来いって言われたから来た  おもろい (2021年2月1日 21時) (レス) id: fdcb73c56d (このIDを非表示/違反報告)
おはじき - わた氏さん» ありがとうございます!!ボコしましょう! (2021年1月16日 0時) (レス) id: 89236e6a0e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おはじき | 作成日時:2020年12月5日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。