250_岩田side ページ10
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『岩さん、そういうのは好きな女の子だけにしないと、いつか痛い目見ますよ。』
岩「じゃあ大丈夫だ。」
『何がですか』
何でもないよって笑いながら返しても、解せぬと言った表情のAちゃん。ほんとに鈍感だなこの子。
岩「ね、一つお願いがあるんだけど」
『なんです？』
岩「岩ちゃんって呼んでくんない？俺のこと」
『え、無理です。笑』
即答かよ。
岩「酔ってた時は岩ちゃんって呼んでくれたのに」
『は！？』
しかもタメ口でさ、みんなのことあだ名で呼んでたよ。って教えてあげるとほっぺを両手で隠して恥ずかしがるAちゃん。
･･･可愛いんだけど。
『え、じゃあ臣さんのことは？』
そう聞かれると困っちゃうな。
･･･そこで臣さんの名前出すんだね。
岩「ため口、臣くん。」
『嘘でしょ･･･』
一々反応大きくて見てて面白いんだよAちゃん。
やっぱり俺の周りにはいないタイプだ。
岩「あ、そろそろ行かないとなー。じゃあ、ほんとに何かあったら言うんだよ？」
『･･･はい』
岩「真っ先に俺を頼ってね」
『･･････はい』
岩「俺のこと好き？」
『･･･はい･･･、はい！？』
岩「アハハ、笑」
また引っかかった。笑
もお岩さんやだ。って頬膨らませちゃってさ。
そんな顔されると俺ガマンできないよ。ただでさえギリギリの所で抑えてんのに。
いい加減行かないと。次の仕事が刻一刻と差し迫っている。
帰ろうと数歩進めたところで、振り返りAちゃんの前まで足を戻すと不思議そうな顔でこちらを見上げる彼女。
柔らかい黒栗毛の前髪にチュッと軽く音を立ててキスを落とせば、今までにないってくらい顔を赤くして声にならない悲鳴を上げた。
やっぱ好きだわ、Aちゃんのこと。
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葵(プロフ) - 小田島陸さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます(; ;)そう言っていただけると執筆の励みになります。本編は終わってしまいましたが、続編の方も見て頂けると嬉しいです(#^.^#) (2018年7月27日 19時) (
レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
小田島陸 - お疲れさまでした。葵さんの作品を読んでから、三代目がもっと好きになりました。メンバーみんな、それぞれの個性が出てて、いいなぁ・・・、って。 ここに来るのは久々だけど、いつの間にか終っちゃってて。もっと早く来るべきだったなって、後悔してます。(> <) (2018年7月27日 19時) (レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 莉亜さん» 楽しんで頂けて嬉しいです(T ^ T)こちらこそありがとうございました！ (2018年6月30日 8時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - お疲れ様でした！いっつも本当に楽しまさせていただきました！ありがとうございました！ (2018年6月29日 23時) (レス) id: bb8dfefc24 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - めいさん» お陰様で完結いたしました！そう言って頂けてとても嬉しいです(;∀;) (2018年6月29日 23時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2018年4月16日 22時
