僕の大切な物 Side JAEJOONG ページ31
その後、東方神起は３時間半近くに及ぶコンサートを終了し、さらに2時間インタビューを受けた。
それからしばらくたって、東方神起はこの日１日のスケジュールを全て終え、楽屋に戻ってそれぞれ自分の荷物の整理や片付けをすることになった。
ところが、メンバー全員が楽屋に戻ってからジェジュンが自分のバッグを取りにロッカーへ向かおうとしたとき、自分が持っていたハンカチを失くしてしまったことに気がついた。
そのハンカチはジェジュンがいつも持ち歩いている大切なハンカチだった。
JJ:あ！ ぼ、僕のハンカチがない！ さっきここに戻る途中のどこかで落としちゃったみたいだ！ あのハンカチは僕の大切な物なのに。 もし、もう戻ってこなかったらどうしようー。 ふ、ふぇぇー。
ジェジュンは大切なハンカチを失くしてしまったことがとても悲しくて思わず涙をぽろぽろこぼして泣き出してしまった。
YN:ジェジュン、どうしたの？ 何か泣きたいくらい悲しいことでもあったの？ 僕、怒らないから教えて。
すると、ジェジュンは泣きながらユンホに泣いている訳を一生懸命話してくれた。
JJ:ひく、僕、大切なハンカチを失くしちゃったみたいなんだー。 ふぇぇー。 ひく、ここに戻る途中のどこかで落としちゃったみたいなんだー。 ふぇぇー。 ひく、僕、とても悲しいよー。 ふぇぇー。
YN:そっか。 大切なハンカチをどこかで落として失くしてしまってとても悲しいんだね。 わかったよ。 ジェジュン、こっちおいで。 ゆっくりでいいからこっちおいで。 ね。
ジェジュンが泣きながらユンホの方へゆっくり近寄ると、ユンホはジェジュンを受け止めるように優しく抱き締めた。
JJ:ふぇぇー。
YN:よしよし、大切な物を失くしてしまうことってとても悲しいよね。 僕、ジェジュンのその気持ち、よくわかるよ。
JJ:ひく、もう僕の所には戻ってこないのかなぁー。 ふぇぇー。 ひく、もし、もう戻ってこなかったらどうしようー。 ふぇぇー。
YN:よしよし、ジェジュン、泣かないで。 大丈夫だよ。 何か印がついていればきっとハンカチは君の所に戻ってくるよ。 ジェジュンはいつも自分の持ち物に名前を書いたり印をつけたりしてるよね。 そのハンカチにも印がつけてあったと思うんだ。 だから、決してハンカチが君の所に戻ってこないことはないよ。 ちゃんと戻ってくるよ。
ユンホはジェジュンを抱き締めて背中を何度もそっと撫でながら慰めてあげたが、ジェジュンは泣き止まなかった。
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ヨンウン ケイナ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさん返事遅くなってごめんなさい。 読んでくれてありがとうございます。 こんなことが本当にあったらいいなと思っています。 これからも頑張ります。 (2020年1月17日 17時) (携帯から) (
レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンウン ケイナ(プロフ) - mayuさん» 読んでくれてありがとうございます。 私ももしこんなことが本当にあったらいいなと思っています。 (2020年1月17日 17時) (携帯から) (レス) id: c15f7ff4e1 (このIDを非表示/違反報告)
mayu(プロフ) - 読ませていただきました。こんなことがいつか起きたら幸せです (2020年1月17日 17時) (レス) id: 638b387d49 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - こんな夢のような日がきたら、どんなにうれしいことか。これからも、続きを頑張って作ってください。楽しみにしてます。 (2019年12月16日 21時) (レス) id: 2eac3bc2c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨンウン ケイナ | 作成日時：2019年11月10日 1時
