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蓮「へ、？」
思っていたものとは違う話で、思わず変な声が出てしまった。
四「だって、三村くんも言ってた、Aちゃんがずっと好きだった人。あれはね、今も昔も変わらずmi…
ううん、これはAちゃんから聞いた方がいいよね。。何でもないや！」
蓮「待ってよ！じゃあ、四谷くんとAは付き合ってないの！？
僕の早とちり？昨日、ちゃんと逃げないで泣いてる理由を聞いてれば、何かが変わってたの、？そんな、、
それに、皆濁すけど、Aの好きな人、何で知ってるの？僕も教えて貰ったことないのに、。
やっぱり、幼馴染だと思ってたのは僕だけなのかな、」
早とちりで傷付けてしまった事も、
それでもAには好きな人が居るという事実が変わらない事も、
自分だけ分からないAの気持ちにも、
全部全部、嫌になって、嫉妬なのか後悔なのか、自分でもよく分からなくなって、
気付いたらネガティブな言葉をつらつらと並べていた。
四「待って、三村くん落ち着いて、？
全部、これから、というか、今！やり直してみればいいんじゃない？確かめたらいいんだよ、」
蓮「そんなの、もう遅いよ！今さらもう…、」
四「遅くないってば！
…ね、Aちゃん。」
突然発された名前と視線の向く方を振り向けば、
誰よりも会いたくて、
でも僕にはどうしたらいいか分からない幼馴染が、
遠慮がちに立っていた。
蓮「っえ、？」
四「三村くん、そういう事だから。僕はもう、伝えるべき事は伝えたからね。あとはちゃんと2人で話し合って。
2人とも大切な友達なんだから、」
そう言って、僕らを置き去りにした四谷くんを目で追う事しかできない僕は、
相当テンパっているみたいだ。
○「っと、その、昨日の返事してない、よね、」
蓮「ぇ、あ、それは、…うん、」
○「あの、ね、蓮くん、逃げずに聞いてくれますか、？」
蓮「うん、」
振られると思っていても、返事を聞く覚悟をしてきたわけだから。
僕はぎこちなく頷いて彼女の言葉を待った。
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作者名：ぴゅかぴゅう | 作成日時：2020年5月10日 15時
