7時間目。 ページ13
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あのLINEをしてから、早数週間。
あれから私達(と言っても四谷くんと六反田くんだけだけど、、)は、学校でも挨拶とか少しの会話をするようになった。
最初こそぎこちなかったけど、
今じゃもう普通の友達としてとっても仲良くしてる。
彼らの女子と話せない病も、私の男子と話せない病も、お互いに話す時は発症しないくらい。
四「あ、Aちゃん！おはよ〜」
○「あ、翼くん！おはよう！今日は1人？」
そして、私達はいつの間にか、"Aちゃん""翼くん"なんて呼び合う仲に。
あと、今は居ないけど、六反田くんの事も"六ちゃん"なんて呼ばせてもらってる。
四「んーん、さっき花岡先生に呼ばれちゃって。
…あ、三村くんとは、最近どう？」
○「あはは、、相変わらずだよ。今日も朝から私の家で朝ごはん食べてた」
四「またなんだ(苦笑)…やっぱり言わないの？好きだって」
○「うん、言わないよ笑
せっかく私とは話せるのに、気持ち伝えて、気まずくなって話せなくなるとか、そっちのが嫌だもん」
四「そっか、、でも今三村くんね！…いや、やっぱりなんでもないよ！」
○「…？うん、あ！もう行かないと！チャイムなっちゃう！ありがとう、気にかけてくれて！またね〜」
四「うん！バイバイ！」
翼くん、何だったんだろう、？
八「おい、四谷、何してんだ？」
一「お前、俺らに抜け駆けして高橋さんと仲良くなってんのかよ！」
四「ち、違うよ！友達だよ、友達！」
一「ほんとか？」
四「もー！だから、そうだよって言ってるの！ほら、チャイム鳴るよ！」
なんて、珍しく翼くんの大きな声が後ろで聞こえて、何事かと振り返れば、
翼くんは走って自分の教室に向かってた。
やっぱり、四谷くんどうしたんだろ？？
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作者名：ぴゅかぴゅう | 作成日時：2020年5月10日 15時
