イケメン度39% ページ42
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Aと一緒に屋台やクラスの出し物を回っていく。
笑顔の楽しそうな姿を見れて嬉しい。
俺の頬は緩み切ってるだろう。
周りからの視線が気にならないと言ったら嘘になるが。
それよりなんていうか、今俺すっごい青ハルなのでは！？
目の前でキラキラ目を輝かしている彼女を見る。
ずっとこの時間が続けばいいななんて柄にもないことおもちゃって。
流石にクサいかな。
恥ずかしく思いながらも彼女の手を取って、
「あっちでライブやってるらしい。行ってみるべ！」
走り出した。
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いつもの部活を行っている体育館に着いたが、雰囲気がいつもと違う。
もう後ろの方しか空いていない。それほどの人気っぷりだ。
普段の男だらけのむさ苦しさを全く感じない、きらびやかなステージに思わず目を見開いた。
(すごっ、)
ステージの中央で、ギターを弾きながらも歌っている。
緊張とかしないものなんだろうか？
堂々としているその姿に目が奪われる。
何分経っただろう。それほどまでに聴いていた自分に少し驚く。
拍手が、体育館中に鳴り響いた。
そんな中で歌っていた子は一礼し、話し始めた。
「こ、ここまでっ、聴いてくださりありがとうご、ざいました。」
さっきまでの堂々とした立ち振る舞いとは一変した様子に、驚きながらもどこか既視感を覚えながらも最後まで聞く。
「以上、明石かなで、した。」
え！？明石さん！？
驚愕の事実に思わずAの方を向く。
彼女も目を見開いて動かない様子から何も聞いていなかった様だ。
後ろの方で顔はしっかり見えないが、言われてみれば確かに声とか話し方も似ていた。
まさか、明石さんだとは...。
ステージの緞帳が降り、彼女の姿は見えなくなった。
ゾロゾロとライブを見ていた人が出て行く波に流されながらも、出口へと向かう。
『まさかかなちゃんだとはね。びっくりしたよ。』
その言葉に大きく頷く。
『まだどっかで会えるかなぁ、すごかったって伝えたい。』
そんなこと言われたら明石さん、卒倒しちゃうなぁ。
その様子が容易に想像でき思わず苦笑いをしてしまった。
でもほんとにすごかったな。普段の様子からは考えられないな
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あずきいろ
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ハムエッグ(プロフ) - うぐっ･･････！コメントありがとうございます･･･！ (2023年1月17日 19時) (
レス) id: e9b251311b (このIDを非表示/違反報告)
ひーな(プロフ) - うぐっ……！夢主ちゃんイッケメン…！！！ (2023年1月9日 13時) (レス) @page24 id: e6a88033a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハムエッグ | 作成日時：2022年6月26日 18時
