1話「時の政府と審神者さん」 ページ3
管「━━━━平成でございます！」
『平成？！これまで遡行軍は出てこなかったよね？
それなら僕だけじゃなくて、審神者全体に任務が行くべきでしょ。』
管「問題が遡行軍だけならばそうなるべきです！
しかしながら、問題が山ほどございまして……。」
『で、強くて可愛くてかっこいい僕ってわけか。
全く、お上は何時でも傲慢で怠惰だねぇ。』
良いように使われて、僕はお上の玩具じゃないんだけど。
薬「大将、また任務か？」
『あ、薬研。潜入任務だよ。あっちの面倒事も任せられたから、長期間になりそう。』
そろそろ夕餉か。夕餉の後、皆に説明しようかな。
燭「主、夕餉が出来たから呼びに来たよ。」
『ありがと、光忠！
よし、薬研。夕餉行こうか。』
―――
『今日の夕餉も美味しそー！』
乱「あ、主さん。皆集まってるよ！早く食べよ〜！」
『そうだね！皆、席ついた？
頂きまーす！』
全「「「頂きまーす！」」」
今日も光忠達のご飯は美味しい。これからは偶にしか食べれなくなるのかなぁ……
『手を合わせて……
ご馳走様でした。』
全「「「ご馳走様でした！」」」
『ご飯も食べ終わった所で、僕からお知らせがあるよ〜。』
兼「また何かの任務か？」
『ご名答、次の任務先は東京。
しかも平成。これまで遡行軍が出てこなかった地域だよ。
つまり、潜入任務さ。
人目も多いし、無闇矢鱈に部隊を連れて戦う事が出来ない。』
並の審神者なら死 ぬよ？本当。刀剣男士が居なかったら、殆どただの人間だし。
まぁ、だから僕を頼りざる負えないんだろうけどさ。
『だから、毎日交代で一人ずつ、近侍として僕と動いてもらうよ。通常任務も同時進行だし、此方ばかりに戦力は割けない。
近侍はくじ引きで決めてね。
皆、良いかな？』
全「「「おう！」」」
―――
薬「初日の近侍は俺だ、大将。よろしくな！」
『薬研か、よろしく〜！』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 85人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぼるぼっくす。 | 作成日時：2021年2月1日 1時
