疑似恋愛カップルの日常【実話】 (ページ14)

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13.あくまでも見守り隊ページ14

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「やほ、偶然だね」
「きちゃった」
「たまたまね、たまたま」

『はぁ？お前らな〜』

ハ「みっちゃんにまりちゃんに森っちまで！？え、どういうメンバーなの？笑」

『まじ、なんなん初デートじゃんって言ってくれてたのに、、、』

み「たまたま、3人で遊ぼうってなっててー」

ま「映画と、あとスケートもね」

森「だから、きてみた。まあ映画館まで一緒ってことはないっしょ」

『いや現に電車一緒じゃんか』

ハ「方向一緒だし時間も一緒だし黒でしょ」

『はぁ、、、、もうなんなんまじで〜無理やってそういうのだるいだるい笑』

ハ「まあいいでしょ人数増えたほうが楽しいし！」

『ハナがいいならもういいよ、、、もういい、、、知らん、行こう、ハナ笑』

そう言って電車を降りたのだが、後ろから視線を感じる。

これは黒だ。漆黒。真っ黒。これいるじゃん、絶対アイツらじゃん。

ま「ねえ見て二人の間になんか微妙な空間がある！」

み「ホントだー緊張してるのかな？初々しー笑」

森「え、あたしが入る隙間を開けといてくれてるんでしょ？今から行ってくr、」

なるべく気にしないようにしていたがもう限界。

だって

『貴方達ね、全部聞こえてんのよ、コソコソ話してる感じだしてるけどバッチリ聞こえてんのよ』

ハ「３人ともあとから付いてくるけど本当に映画館かぶってないの？笑」

ま「えー絶対違うと思うよ？ね〜みっちゃん」

み「うん私もそう思う(((ﾆﾔﾆﾔ」

森「あたしもそう思うよーやぁ〜二人の間は温かいですなぁアツアツめっ」

『クソ森が、(怒)』

とニヤニヤしながら言ってるやつ２人とさり気なく間に入ってくる森１匹。

ハ「てか、もう一緒に行ったほうが良くない？笑」

『ほんとだよ無駄に疲れる』

ま「いや、そんな、ねー？」

森「そうそう、初デートをお邪魔しに来たわけじゃないから♡」

み「あくまでも見守り隊だからねー」

『、、、、だぁーーーーーーーもーーーーーーーー疲れる！』

映画館についてないのにこの疲れっぷり。

しかもまだまだこれだけで終わらないのがマミ森トリオ。

ハ「映画の席、真ん中の真ん中にしたー」

『おーありがとうさすがわかってんね笑』

ハ「んで、３人はなに見るの？」

マミ森「え？同じのだけど？」

『はああああああああああああああああああ』

ハ「なんとなくわかってたよハナは、、、うん」

『で、席は？』

マミ森「(二人が)よく見えるところ♡」

(嫌な予感しかせん、、、)