疑似恋愛カップルの日常【実話】 (ページ12)

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11.吹っ切れた疑似彼氏、グイグイ行きます。ページ12

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新たに覚悟を決めた、疑似彼氏。

この際、楽しんでやろうじゃないか。

いい意味でも悪い意味でも吹っ切れて、暴走しそうです。

「おお、彼氏サマのお帰りだぞ〜」
「ねえ、さっきの私達も見たかった〜も一回やって！」

ハナ「ええ、ハナはいいけど、あくびくんそういうの嫌がると思うよ笑」

『ええよ、やろうか？』

周りとそう話していたハナの後ろから話しかける。

ハ「え、でもほら、あのあくびくん、嫌だったらいいんだよ？」

『嫌なんて言ってないけど。』

「いや、それにほら、もうポ◯キーもないし！！」

『誰か、持ってる？あ、ほらくれるってさ』

「んんんんんん」

『なに、彼氏とポ◯キーゲームすんの、イヤ？さっきいいって言ってたのに。』

「ええ、、、これガチでやるやつ、、、？？」

「ハナちゃん、やっちゃえ！」
「こんなに乗り気なあくび激レアだよ」
「やりなよ」

ギャラリーたちはもっとやれ、というふうに囃し立てる。

ハナ「えええ、、、、ちょっと、」

ハナがめちゃ恥ずかしがってる。かわいいけど、かわいそうだな。

このへんにしとくか。

『はいはい、ごめんねみんなハナが嫌がってるから、おしまい』

ハ「ハナは嫌なんじゃないよ、ちょーっとだけはずかしいというか、、、」

『わかってるから(ニヤ)』

ハ「うー、、あくびん、、、、」

『そういうことだから、みんなごめんね？笑』

「なんだよ乗り悪いなあ」
「ええーみたかったのに」
「まあ、本人が嫌がってるんじゃな」
「あくび残念だったね、フラれて笑」

『え、フラれたの！？いつのまにそんなことに！？』

『ハナ！ぼ、、私、私のこと嫌い！？』

ハ「みんな変なこと言わないでよフってないってば」

ハ「あくびくんフッてないから揺さぶるのやめて脳震盪(のうしんとう)なる」

『ああ、ごめん、、さっきので嫌われたのかと思った、、』

ハ「さっきのって？？」

『いや、ポ◯キーゲームするしないで』

ハ「あー別に嫌なわけじゃないんだけど、恥ずかしくって」

『うん、ごめん、、、ハナが可愛くって、、、つい、、、、

意地悪した。ごめん。かわいかった。』

「ドＳやんけ」
「クズ男、ハナちゃん可愛そう」

『おいドＳは百歩ゆずってもクズ男はないだろ誰だ言ったやつ』

ハ「そうだよ！！あくびくんはクズ男じゃなくて意地が悪いんだよ！！」

『それもどうなん、、、』

ハナ、言い換えただけやんかそれ。。。
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