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秘宝36 ページ36

ユ「待ち伏せしてみよう」
ってユウもなかなか大胆な事言うね…
そんなこんなでトレイ先輩を探して図書室に向かった…
なんで図書室なのかって?料理本とか置いてありそうだから…
ト「………。」
はい、ビンゴ…重苦しそうにため息をつくトレイ先輩を見つけた。
デュ「クローバー先輩。」
ト「!お前たちか……。」
デュ「図書室で待ち伏せしていれば、マロンタルトのレシピ本を返しにくると思ってました。」
エ「オレたち、やっぱり寮長のやり方に納得いかねーんだけど。」
ト「………だろうな。」
やっぱり…トレイ先輩もわかってるんだ…
今のままじゃいけない事を…
エ「アンタ実際アイツのことをどう思ってんの?
小さい頃からずっとそうやってアイツにぺこぺこしてきたわけ?」
エース直球で聞くね…まぁそっちの方が話は早いけど…
ト「!誰から聞いた?」
デュ「チェーニャという奴からです。」

ト「チェーニャ……そうか、あいつか。」
グ「つーかよぉ、リドルよりオマエのほうが年上なんだろ?
ビシッと怒ってやればいいんだゾ!」
ト「もちろん、必要があればそうするさ。
でも……俺にはあいつを叱ることなんか出来ない。」
エ「なんで!」
ト「リドルの全ては、厳しいルールのもとで
"造られた"ものだからだ。」
デュ「え……?」
主「どういう事?」
ト「あいつの両親地元じゃ知らない人がいないほど有名な魔法医術士でね。
特に母親は優秀な人で
リドルにも優秀であることを求めた。
だから、リドルは起きてから寝るまで
学習プログラムが分刻みで決まってるような
生活をしていたんだ。」
グ「げ……分刻み?」
主「うわぁ…私はそんなの遠慮したい…」
グリムと一緒にそう呟いた
ト「食べるもの、着るもの
消耗品から友達まで、全部決められてた。
それでもリドルは両親の期待に答えるために
黙って全部をこなし10歳にしてあのユニーク魔法を完成させた。
成績もエレメンタリースクールからずっと
学年首席を保持しつづけてる。
それがどんなに大変なことか、想像もつかない。」

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哭狼 - オクタヴィネル寮の双子、大好きですので夢主の設定とストーリーもすごい好みで素敵な作品を有り難う御座います。これからも応援していますm(__)m (2020年6月25日 20時) (レス) id: adf4aefcff (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 続編が出来ましたので是非どうぞ! (2020年5月12日 0時) (レス) id: dbab8dc92a (このIDを非表示/違反報告)
ラム - 続編を楽しいみにしてます (2020年5月11日 6時) (レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - いよいよリドルの闇堕ちバーサーカーに入りました(*´ω`*)まだまだお楽しみくださいね (2020年5月11日 1時) (レス) id: dbab8dc92a (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 闇落ちバーサーカーは大変だぁ (2020年5月10日 5時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2020年4月27日 0時

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