靴が49足 ページ10
貴方side
こんだけ詰め寄られるのも血ハロの件もあるので、渋々事情を説明した。
｢大神…なんでいわなかったんだよ｣
『手合わせしたかったから』
｢他の大事な事はなんで言うのに…自分の大事な事は言わねぇんだよ大神！｣
内容は、俺はあのスピードとトリッキーな動きで、''閃光のウルフ''という肩書きをあの抗争で手に入れた。
しかも、東卍の特服を着てたのに無所属だと判明。そりゃ他からすれば喉から手が出る程欲しい。なので俺は今ホイホイ状態って事。
『まぁ、誰もこの格好が俺とは思わねぇだろ？』
｢まぁ、そうだけどよ…｣
｢少しは危機感持てよ…｣
うぅ…と唸る2人を他所に、ツインテを揺らしながら歩くとマイキー達が居た。多分文化祭の事マイキーが話したんだろうな…と場地と千冬を置いて、また声を変えて近付いた。
『初めまして！他校の方ですか？』
｢そうだけど…ケンちん、ワンちん探そうぜ｣
『もしお困りがあればご案内しますが』
｢あぁ、じゃあマイキー、ドラケン。この子に聞こうぜ？…あの大神って子知ってる？｣
『大神ですか？』
三ツ谷さんに聞かれ悩んだ振りをすると、場地と千冬がダッシュで俺を2人で羽交い締めにする。イラッとして暴れようとすれば、あの三途も居て俺は思わず驚きで固まる。
｢マイキー…大神はこれだ…｣
｢は？この黒髪のメイド？｣
｢…場地さんの言う通り…です｣
｢｢｢はぁ！？/！？｣｣｣
『何、バラしてくれっちゃってんだよ』
もう遊びようがないと声をコロッと戻すと、もっと驚かれた。マイキーに｢中履いてんの？｣って聞かれ、先程と同じ様にスカートを上げようとしたら三途にスカートを抑えられて、場地に俵担ぎされた。
『どうせダンスの時に見えるんだよ！ミニスカなんだからさ！』
｢今は完璧に女に見えるんだよ行くぞ！｣
｢あ、総長じゃあまた｣
場地は俵担ぎのままどんどん進むし、千冬はペコペコして俺の頭をはたく、マイキーを筆頭にした東卍メンバーはほぼ硬直。三ツ谷さんと武道、日向ちゃんの動揺が面白い。
『まぁ？こんなに似合うなら、またイタズラでやるのもいいn…』
｢どうした｣
『…血ハロに居たやつが居る』
｢誰だ？ガリマン？それとも別名のチームか？｣
『灰谷兄弟だ』
｢｢はぁ！？｣｣
見間違いじゃない。女子の人集りで見渡す紫のタレ目も奇抜な髪色も忘れてない。今の姿はバレない筈なのに…あの紫の目がこちらを向く度、怖かった。
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絶狼(ゼロ)(プロフ) - 43 −ヨミ−さん» ありがとうございます。物語の展開もかなり早く進められたので個人的に満足しております。性格はかなり友愛寄りの小説なので大雑把な子になりましたが喜んで頂けて幸いです。更新頑張りますね！お時間があれば番外編が更新されているのでお暇があれば是非是非。 (2021年10月16日 14時) (
レス) id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)
43 −ヨミ−(プロフ) - コメント失礼致します…！( . .)" 物語の展開や主人公の性格等ほんとに好きで、一気に読んでしまいました…！！ 滅茶苦茶好きです、更新頑張って下さい(*ˊˋ*) 応援しております…！！ (2021年10月16日 6時) (レス) id: 1d67640196 (このIDを非表示/違反報告)
絶狼(ゼロ)(プロフ) - しろつめさん» いえいえリクエストとかあれば番外編で言ってくだされば大歓迎です。お返しのお返事は結構です十分嬉しい言葉を頂けました。こうやってコメントを送って頂いて、読んでくださって嬉しいです。 (2021年10月13日 23時) (レス) id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)
しろつめ - 絶狼(ゼロ)さん» わ〜〜！！！見てきました、やっぱり好きデス……！！ こちらこそありがとうございます！！！！応援してます！ (2021年10月13日 21時) (レス) id: a47367aeb2 (このIDを非表示/違反報告)
絶狼(ゼロ)(プロフ) - しろつめさん» ありがとうございます。作者のペースで更新頑張ります。良ければこの作品で初めてコメント頂いたのが嬉しくて番外編も作ったので、お暇なお時間あれば是非 (2021年10月12日 21時) (レス) id: 1a90028617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：絶狼(ゼロ) | 作成日時：2021年10月9日 0時
