た す け て よ

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Aside





『先に注文しても大丈夫ですか？』




すとぷりを支えると聞いてから約2時間
びっくりしてる暇なんてなく急いで準備を始めてやっと
頑張ろう会？みたいなのをする準備が終わった






「せっかく明日休みなのにねー」




村山さんの言う通り明日は日曜日某有名家具屋さんに行こうと張り切ってたのに




『なんで受付嬢なのに酔っ払いのお世話しないといけないんでしょうね』


「酔っ払いの世話なんてしなくて良ければすぐ帰れるのにね」



『ほんとですよね』




準備も終わり愚痴話に花を咲かせているところに









「こんにちわーー」



私の癒しが現れた








『しゅうたくん！！！！！』







「Aちゃんおつかれさま！！！」









常ににこにこしててわんちゃんみたいなしゅうたくんは私にとって癒しでしかない







「村山先輩にもお疲れ様って言いなさい！！」









私にはしゅうたくんにしっぽが見える




「Aちゃん今日ご飯いっぱいたべれるね！！！」




現在しゅうたくんのしっぽはふりふりしている






「今日はただのご飯食べようの会じゃないの仕事！」





村山さんにちょっと怒られるとふりふりのしっぽがすぐしゅんってなる









『しゅうたくん可愛いわー！！！』





「Aちゃんもかわいいよ！！！」







こんなこともいえるしゅうたくん







一瞬



ほんの一瞬だけ







莉犬とるぅとが私の頭をよぎる









『るうちゃん癒しだわーー』


『莉犬癒しだわーー』





そんなことを言ってた時が懐かしいような懐かしく無いような




すとぷりを辞めてから絶対に配信を見てないから今のすとぷりがどんな感じかわからないなー

でもこんな大手企業と関わってるってことは私がいない方がやっぱり良かったんだな

たまには配信見てみようかな









「･････････ね･････････ぇ･････････る･････････い」






「ねぇ！！！！！」







『はい！』






「さっきからずっと呼んでるのに！！ぼーとしてるけど大丈夫？？」




村山さんの声にも気づけないくらいすとぷりのことを考えてた自分を消すために









『お腹空きすぎてご飯のこと考えてました！』






こうやって嘘をつく









「もーーAちゃんどこ座る？」



「僕の隣！！」









そんなことを言う2人を横目に社員そしてすとぷりが来るのを大人しく待つ。

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