た す け て よ

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Aside





歌をしたい。そんな思いから普通の生活をしたいに変わっていった私





『あ、はい。了解しました』




日本の会社の中で割と有名な方の苺花株式会社。



名前にいちごと入っているということは何かの縁なのかなー

と思い面接を受けた私






苺花会社の受付で働くことが決まって受付の人しか着れない専用の制服をきてわりとるんるんしている








「この会社の中で面接は大変なんだけどさー、仕事は全然ないから大丈夫だよ！！！最近一人いなくなっちゃってさ！！私と2人で頑張ろうね！！」






私より6歳年上のお姉さんって感じの人。






『村山さんありがとうございます』




なんて言うと




「村山さんなんてみかちゃんとかでいいのに！」



という人、男にも女にもモテそうな感じで羨ましいな、なんて思ったりして




『あ、じゃあみか先輩で』





そういうと半分満足して半分気に食わなそうな顔をして



「もう！！いつかみかちゃんって言ってよ」





この人はモテるなと確信した瞬間だった







『あ！おはようございます！！』





ニコニコしながら挨拶したらいい。これはさっき教えてもらったこと






「え！！初めてみました！！おはようございます！」



愛嬌たっぷりで莉犬ぽいなとか考えてしまう自分が嫌いだななんて思いながら









『今日から受付で働くことになりました！！橋本です！！よろしくお願いします！！』









(名字は橋本さん固定でいきます。)








「下の名前なんて言うんですか！！！」




わんちゃんでいうしっぽふりふりした感じで聞いてくるから下の名前なんて言わなくていいはずなのに







『Aです！！』





答えてしまった







「僕、しゅうたっていいます！！！覚えててくれますか？？？？」




『もちろんです！お仕事頑張ってください！』




そういうとにこにこしながらエレベーターがある方に歩いていくしゅうたさん。








普段わりと引きこもりながらお仕事をしている私だったから1人と話しただけで疲れる自分を軽く叩いてまた






『おはようございます！！』






そう言って受付の仕事をこなした

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