第28話 ページ31
ﾋｭﾝ
元の空に戻った.....
「ベベェ」ｽﾘｽﾘ
紫の体にとんがった触角。フワフワと舞っていた。
スゲー頬ずりしてくるな。
「ベベェ〜」
「ジ.....ジオー」
フリージオの体にしがみついてフラフラしていた。
倖雪「お前は.....誰だ？」
「.....ベベェー」ﾌﾞｼｬｯ
ﾍﾞﾄ
倖雪「.....」ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ
触角から絵の具のような液体を噴出した。
「ベベべ」ｹﾗｹﾗ
倖雪「面白いか？」
「」ｺｸｺｸ
倖雪「そりゃ良かった......」
「メノメノ」ﾌｷﾌｷ
倖雪「ありがとう。ユキメノコ」
「メノ」ﾆｺ
倖雪「お前.....親はいるのか？」
「ベベ？」
分からないか......子供かもしれない。もっと柔らかい言葉で言ってみよう。
倖雪「.....パパとママはいるのか？」
「ベベェ〜」ｽﾘｽﾘ
ダメだ。話がつかん......
倖雪「とりあえず腹減ってるだろ？姉さんが作ったポフレがあるんだ」
確かバックの中にポフレが.....
倖雪「よい.....しょっ！」ｽﾎﾟﾝ
ｶﾗｶﾗ
倖雪「しまった！モンスターボールが」
「ベベッ！」
ん？
「べー」
ｶﾁ
倖雪「お！」
入っ......た？
ピコピコピコ
倖雪「ど.....どうなるんだ？」
「ダマ.....」
ピコピコピコ......ポッ
ゲット......したのか？
倖雪「よく分からないけど......紫の謎ポケモン....ゲットなのか？」
「メノ？」
倖雪「出てこい」
ﾊﾟｶｰﾝ
「ベベェ〜」ｽﾘｽﾘ
倖雪「くすぐったいぞ.......本当に私で良かったのか？」
「ベベ？」
倖雪「今日会ったばっかだぞ。危なこともあるかもしれない......それでもいいのか？」
「ベベ！」ｷﾞｭｰ
倖雪「そうか.....」
見たところ、こおりタイプでは無さそうだな......でも名前が無いと困る.....
倖雪「......今日からお前の名前は『ベベ』だ」
「ベベ？」
倖雪「ポケモンは名前の鳴き声をする。お前はベベ って言うのが多いから『ベベ』だ」
「ベェ〜」ｽﾘｽﾘ
ベベは不思議で謎のポケモン.....賑やかになりそうだな。
「べェー」ﾋﾟﾄ
「ジ.....ジオ」
ベベはフリージオのことが気に入ったんだな
倖雪side終了
『ﾊｧﾊｧ』ﾀｯﾀｯ
どこや？
「チゴ」ｶﾞｻｺﾞｿ
どこにおるんや？
『ラティオスの見た目聞いとくんやった』
妹の子がテレパシー使えるって事は......1回強く念じてみよう
『チゴラスも強く妹が探しとるって念じてくれるか？』
「チゴ！」ﾎﾟﾝ←任せてという顔
『いくで......ふん〜！』
「チゴォ〜」
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ユリア(プロフ) - ストーリー性は面白いんですけど、主人公ポジションが多すぎて、頭がこんがらがります。少し読みましたが、 作品のコンセプト自体はとてもいいと思うので、主人公を1人もしくは 2人にしたり、誰が話してるのかを明確に出来れば、もとっ良くなると個人的に思います。 (2022年1月24日 22時) (
レス) id: 41374f889f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アマメ | 作成日時：2020年10月13日 20時
