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【サンプルボイス】
声は甘い低音(諏●部順一さんみたいな)
「小鳥遊藍だ。····愛情の"愛"ではない。藍色の"藍"だ。
この顔で女みたいな名前とは可笑しいだろうが、両親がくれた大切な名前だ。俺はこの名前が好きだな」
「すまん。口が滑った。忘れてくれないか···?」
「目の前に殺されるかもしれない人間が居るんだぞ? 黙って見てろと言うのか?」
「ままごとか。楽しそうだな。おじさんは何をすれば良いんだ? はは、お父さん役か。分かった分かった」
「今、何と言った····? もう一度、言ってみろ。
····もう一度言えと言っているんだ!」
「母と恋人を殺された。だから俺は犯罪を犯す人間が憎くて仕方がない。特に、能力を利用して人を傷つける人間がな。だから、この組織に入った。···単純だろう? だが、そんな単純な理由でも良いと俺は思っている。いや、そもそも理由なんてものは必要ないんだ。···ああ、すまん。おっさんの戯れ言だ。お前みたいな若者にはつまらんな」
「貸せ。女性にこんな重いものを持たせるわけにはいかないだろう。こういう時は遠慮なく頼ってくれ」
【作成者】
有栖
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作者名:有栖 | 作成日時:2018年12月23日 21時