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俺の後ろから、爆発音と、氷の音が聞こえる。
爆豪と轟だろうな。
そうして見えてきた第三関門。
アナウンスが入る。
[そして、早くも最終関門!!! かくしてその実態は、一面地雷のアフガンだ!!
地雷の位置はよく見りゃわかる仕様になってんぞ、目と脚酷使しろ!!!
ちなみに地雷、威力は大したことねえが音と見た目は派手だから失禁必死だぜ!!!]
はーん、そう言うことね。
なら楽だ。
『ランガ!!! 万能感知!!!』
俺はランガを呼び出し、背中に乗る。
そして、ランガと同時に発動させた万能感知で地雷の位置を特定する。
『ランガ、あっちの方まで突っ走っちゃって!!!』
「了解、我が主!!!!」
指示を出すと、風のごとく走ってくれるランガ。
後ろから爆発音と氷の音が迫ってくる。
クソ……はえぇなおい。
「俺がァ……完膚なきまでの一位になるんだよ……邪魔すんなやァ!!!!!」
「クソ……親父を見返す大チャンスなんだ……譲るわけにはいかねぇ!!!」
『うるっせぇなお前等ァ!!! 俺だって、一番取んなきゃいけねぇんだよ!!!!!』
兄ちゃんに、褒めてもらう為にな!!!!
お前等にとってはショボい理由でも、俺にとっては最大級の理由なんだわ!!!!
俺等が互いの足を引っ張りつつ、言い合いをしつつ進んでいると、後ろから爆風が。
慌てて後ろを向くと、緑谷が必死の形相でこっちに向かってきていた。
ランガに、トントン、と合図をして、もっと速度を上げてもらう。
マジでごめん、ランガ。
負担かける!!! 絶対後で沢山撫でてやるからな!!!!
そう思って前を向くと、後ろに迫っていた緑谷の二度目の爆風が俺を襲う。
二回目とか、考えてねぇよ……!!!
俺はバランスを崩して、ランガから落ちてしまう。
そのせいで前の3人との距離がぐんぐん開く。
……クソ!!!
俺は急いで羽を生やして、全速力で飛ぶ。
……しかし、もう勝負は決まっていた。
[さぁさぁ、序盤の展開から誰が予想出来た!?? 今一番にスタジアムへ還ってきたその男＿＿＿＿
＿＿＿緑谷出久の存在を!!!]
俺がゴールしたのは、そのアナウンスが流れてからだった。
結果は4位。
俺が目指していた1位とは、程遠い順位だったのだ。
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冬猫。(プロフ) - あちゃさん» コメントありがとうございます!! 面白いって言っていただけて嬉しいです!! 更新頑張りますね〜!! (2022年11月6日 20時) (
レス) id: e45f933963 (このIDを非表示/違反報告)
冬猫。(プロフ) - 引きこもり隊さん» コメントありがとうございます!! 「転スラとヒロアカっていい感じに絡むんじゃね??」みたいなノリで書き始めたら思ったよりいい感じになりまして…() 発想エグイって始めて言われました…笑 ありがとうございます!! これからも宜しくお願いします!! (2022年11月6日 20時) (レス) id: e45f933963 (このIDを非表示/違反報告)
あちゃ - めっちゃ面白い‼︎更新待ってますー！(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ (2022年11月5日 13時) (レス) @page31 id: 01fcf6eeda (このIDを非表示/違反報告)
引きこもり隊 - 転スラもヒロアカも好きだからめちゃめちゃ嬉しい作品です！！！！！！！設定も面白いです！！！！発想能力エグいですね！！！！いい意味ですからね！！ 応援してます！！！！！ (2022年11月3日 23時) (レス) id: af8345609d (このIDを非表示/違反報告)
冬猫。(プロフ) - naitomeakunさん» コメントありがとうございます!! そう言ってもらえてうれしいです〜!! これからもこの作品をよろしくお願いします!! (2022年10月30日 8時) (レス) id: e45f933963 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬猫。 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Huyuneko1/
作成日時：2022年9月13日 16時
