#164 So side ページ14
金曜日。
待ち合わせた駅に着くと、
もう既に、勝利と沙絵は来ていて、楽しそうに話していた。
え？！なんかいい感じじゃん♪
僕が何とかしなくても上手くいっちゃうんじゃない？
そりゃそうだよね。
元々好き同士なんだからさ！
あの時、僕が邪魔したから、勝利は沙絵を振っただけで、
あの時の償いじゃないけど、失った時間を取り戻して欲しいよ。
そしたら、僕も心置き無くAの事、2人に惚気れるし。
.
改札を出ると、沙絵が僕に気づいて手を振ってきた。
聡「お待たせ〜♪」
勝「遅い笑」
沙「本当！やっと来たって感じ笑」
聡「そんな責めないでよ笑 講義長引いてさ〜。
でも、そのおかげで2人再会を楽しめたんじゃない？」
こんな茶化しも満更でもない感じの勝利。
勝「それもそうだね、あの頃は誰かさんのせいで、沙絵と2人きりになるチャンスなんて、中々なかったからね〜笑」
沙「確かに！私と勝利くんが二人きりになる事ってなかったね？」
聡「勝利奥手だから、沙絵にガンガンいけなかっただけでしょー？笑」
勝「いや、聡が沙絵にくっついてたから、俺の入る隙はなかったよ笑」
沙絵「う〜ん。そうかな？どちらかと言うと聡は、私にって言うより、勝利くんにくっついてたよね笑 私も2人の間に入り込めなかったから」
聡「ひどい！ふたりして！まるで私がジャマモノだったみたいな言い方じゃない！笑」
沙「なんで オネエ？笑 あ、やっぱり 勝利くん狙いだったんだ？笑」
勝「キモいわ。」
僕。沙絵も勝利も大好きだったからね。
正直 3人の関係が崩れるのが嫌だったんだよ。
って言うか、今思えば 僕の大好きな2人がくっついて、僕が除け者になるのが嫌だったのかも知れないな。
駅でそんなやり取りをした後、沙絵が予約してくれた店に移動した。
沙絵が予約してくれた店は、テーブルごとに仕切られていて、ちょっとした個室状態の店だった。
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ちぃ - ほんとに面白くていつも楽しみにまってます！できれば勝利くんと戻ってその先の話とかまでみたいです。更新たのしみにしています頑張ってください！ (2018年3月16日 15時) (
レス) id: 83fb120dea (このIDを非表示/違反報告)
piyopiyoppp0317(プロフ) - 戻っても幸せになれないと思います…。 (2018年3月16日 14時) (レス) id: 9319dd29f1 (このIDを非表示/違反報告)
Puuu.(プロフ) - あやさん» ありがとうございます！その言葉も嬉しいです！そうですね...。これからも続きをお楽しみください！ (2018年3月16日 14時) (レス) id: 30daf6edb8 (このIDを非表示/違反報告)
Puuu.(プロフ) - piyopiyoppp0317さん» なんとか聡くんに戻ろうとしてるんですよね... (2018年3月16日 14時) (レス) id: 30daf6edb8 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 途中の展開にすごく驚いて主人公ちゃんと一緒にひどく傷ついたりしてました( 笑 )でも勝利くんの本当の思いがやっとみんなに知ってもらえて少しホッとしました…けどやっぱりこのままの勝利くんは可哀想過ぎて胸が痛いです、、これからどうなるのかドキドキです、！ (2018年3月15日 22時) (レス) id: 51c26bd1a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Puuu.
| 作成日時：2018年3月10日 0時
