ばか ページ18
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昼になっても夜になっても目覚めない。
私は仮にも誘拐されてるし
ネットやマスコミにどう報道されてるか分からないし
家に帰りたくないのでアパートから出られない。
ご飯は冷蔵庫に奇跡的にあった冷凍食品を食べて食いしのいで樹のことを気にしながらも1日のルーティンを済ませる。
私も寝ようかな、
今日は樹のこともあるし床で寝るか〜と
欠伸をしながら考えていると樹の手が動いた。
｢っ、樹！｣
樹｢…A？ん。ごめんね｣
そういうと私の手を離して頭を撫でてくれた。
｢ばか。ほんとに心配したじゃん、｣
樹｢ごめん。ねぇ、Aこっち来て？｣
｢ん？｣
樹の隣に寝転ぶと、
俺の傷が治ったら2人でどっか遠くに逃げない？
なんて、樹が弱々しく言った。
樹｢そんでもって、2人で一生そこで暮らそう？
ずっと一緒に居たい。｣
｢ふふ、なに。プロポーズ？｣
樹｢そうそう。でも俺らは結婚出来ないから
暮らすだけになっちゃう｣
｢え、なんで？｣
樹｢…兄妹だから。｣
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした！面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (
レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます！ (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiaki.N | 作成日時：2020年7月13日 23時
