知らない ページ15
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｢え。お兄ちゃん…？｣
樹｢そ。やっぱ知らねえよな｣
｢うん、え、それも北斗さん情報？｣
樹｢んー。まあ、知らないならいいや。｣
お兄ちゃんなんて聞いたことない。
でも、このどこか懐かしい温もりが樹だとしたら。
考えるだけで頭が痛くなる。
さっきも泣いたし疲れちゃったみたい。
樹｢…1回昼寝する？疲れたよな、ごめん｣
｢いや、大丈夫。｣
樹｢このままくっついててもいい？｣
2人で寝転びながら樹が私を抱きしめる。
｢うん、いいよ｣
そう言うと私は瞼を閉じた。
しばらくすると、おでこにあったかい感覚。
樹｢ん。おやすみ｣
樹が私のおでこにキスを落とし、
優しく頭をなでた。
昼寝から目が覚めるとまだすやすやと眠る樹。
いつも樹がしてくれてるように、
私も樹の頬を撫でてみた。
�� 愛おしい ��
そんなドキドキとした感覚が胸を高鳴らせる。
この感覚は初めてで、自然と
好きだな、と声がもれていた。
樹｢…俺も好きだよ？｣
｢え？｣
樹｢お前のこと、好き。
だから、これからは俺が幸せにするからね｣
すると、唇がそっと重なった。
｢っ、｣
樹｢俺のファーストキス。ね｣
｢…私も、はじめて、だよ？｣
と言うと2人そろって顔を赤らめ
微笑みあった。
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした！面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (
レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます！ (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiaki.N | 作成日時：2020年7月13日 23時
