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樹side
物心がついた頃には、俺は施設にいた。
野良猫を捨てるようにして、俺のことを捨てて
それをたまたま見かけた人が施設に預けてくれた
だから両親の顔はそれこそ覚えてない。
施設に預けられたあと、
俺は両親のいない子供たちと一緒にいることが
本当にムカついて、普通の生活がしたくて
高校生になると同時に施設から1人で出た。
施設に住んでいると学校の奴らにバレると
集団で嘲笑われいじめにも発展しそうになった。
でも、今は殺し屋になっているくらいだから
いじめようと手をかざす奴らは片っ端から返り討ちにした。
本格的に殺し屋になったのはその後、
高校生になった頃に階段から突き落として
頭を打って初めて人を殺した。
それがとても快感だった。狂ってしまった。
それからは裏の人間になって気の済むまで人を殺す。
最近では人に雇われ表向きはちゃんとした会社だが
拳銃の使い方を教えてくれたり殺しの依頼を受けたり
そこで仲良くなったのが北斗だった。
両親の職業から全て教えてくれて憎くなった。
娘がいる？幸せにしてんじゃねえよ。
それでも尚、見ず知らずの妹のために
両親だけは殺しに行かなかった。
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LOVE - めちゃめちゃ良いお話しでした！面白かったです。 (2020年12月13日 16時) (
レス) id: ebb56eccf7 (このIDを非表示/違反報告)
chiaki.N(プロフ) - るいすさん» ありがとうございます！ (2020年7月20日 9時) (レス) id: 327311e8b3 (このIDを非表示/違反報告)
るいす - 面白いです (2020年7月18日 10時) (レス) id: 0113e0b6ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：chiaki.N | 作成日時：2020年7月13日 23時
