分かってる ページ10
莉 「別れて、歌ってみたとかやって、すとぷりに入って…。その度にずっと会いたいって思ってた。ハニワの件とか、アンチとかで寂しくなった時も、会いたくて悲しくて。好きって気付くのが遅かった。前みたいにころちゃんとAと三人で笑いたい。」
付き合っていた時は夢にまでみる台詞だった。好き。なんて、会いたい。なんて。でも、分かってしまった。莉犬くんの好きは、違う。
『ごめん。私は、莉犬くんを苦しめたくない。』
この人の好きは、母に抱く様なタイプの好きだ。私と莉犬くんでは余りにも住む世界が違うし、もう軽い気持ちで付き合って良い様な年齢じゃないから。
『莉犬くんの側になら、いくらでも居る。けど、それは恋人として。じゃない、友達として。付き合ったら辛くなる。今度は私まで、本当に好きかって事で悩む。』
好きだけど、もし間違っていたら…それが怖い。
分かってる。莉犬くんも、本当は怖い。それでも、隣に居たいから。
『友達として、これからも宜しく。』
莉 「…うん。でも、俺はAの事好きだから!」
生意気な位に可愛い顔でそう言われる。やっぱりドキッとしてしまうのは…仕様が無いよね。
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モブオタ(プロフ) - そうさん» 初コメありがとうございます〜!頑張ります (2021年12月19日 19時) (レス) id: 86a8048fe5 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - 1コメだぁぁ!!作品すごく面白いので自信を持って進めていいと思うます!!初コメしつれいしました (2021年12月16日 21時) (レス) id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:モブオタ | 作成日時:2021年10月28日 7時