売れないアイドルの私の強オタが推しってマ？【青桃】+【赤】

人生馬鹿みたい？ ページ3

努力…？


果たしてそれは本当なの？私の努力とすとぷりの努力を比べていいの？

『わかんないんだよ』

呟いてTwitterを開く。さとみくんから【20時からころんと配信するってさ】と言う報告が。
ありがてぇ…推しの供給は傷付いた心に染み入る…！

しかも、幼なじみで腐れ縁のころんとの配信！

『絶対に見なきゃ』

現在の時刻は七時半。走って帰れば楽勝！と思ってアイドルらしからぬ猛ダッシュ！
頭の中はさところの配信でいっぱいいっぱいだった。



さ ｢今回はね、ね、一部で流行ってる○○ってゲームをやってくんだけど…｣

こ ｢うんうん。｣

さ ｢このゲームさ、命が何個かあって死んでも良いらしい訳｣

こ ｢死ぬなってことぉ？｣

さ ｢そうそう。その名も死んだら即終りy……りょう｣


噛んだ…可愛い！身を奮わせているところんくんが笑い出した。噛んだことを面白がってるらしい。
昔から変わらないな、ころんくんは。

うるさくて、勉強はそこそこ出来て…元気で、優しい。本音をずばっと言うけど、正しい事ばっかり。
私を虐めから救ってくれた時も、ずっとそうだった。
その時からころんくんが気になって、現在相方のさとみくんを推しているのだ。

やっぱり神様って居るんだと思う。
さとみくんと言う神様に出会わせてくれてありがとう！！

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