・21流星の過去-3 ページ25
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彼女がゆっくり扉を開く…
ひとりの男の人が煙草を吸いながら
立っていた
長「おうA。よく来たな」
彼女の方を見て
男の人は笑った
その笑顔は少し怖かったけど
本当に怖い訳じゃない
長「で、今日はどんな用件や」
貴「こいつの事早乙女組に入れたいねん。」
男の人は僕を見る
ただ何も言わずじっと
長「その子か…怪我の意味は大体分かるわ」
彼女は男の人を黙って睨む
長「そんな弱い子いれてどないすんねん」
弱い子…
本当の事
だからこそ傷付く
貴「こいつは弱ない。」
え?弱くない?
こんな僕を庇ってくれる人は
初めてだった
貴「こいつには耐えるっていう力がある。どんなに蹴られても、殴られても、ぶたれても、負けずに耐える力がある。」
なんや…
僕の怪我見て
そんなこと思ってくれたん?
長「お前の見る目は確かだな」
ガハハと笑い出す
貴「当たり前や」
彼女は相変わらず睨む
何となく親子でも
上手くいってない事は分かった
長「よし分かった。入れたる。おい坊主、名前は」
大「え、あっ…大西流星です」
いきなり言われてすこし驚く
長「流星!これからお前はヤクザになる。その覚悟はできてるのか?」
大「もちろんです!」
長「そうか。ええ心持ってる!気に入った!」
僕はここで強くなる
強くなるんや
貴「じゃそろそろいくで。
あ、流星施設から
引き取らなあかんのやった」
あ
忘れてた
僕施設の子やん
貴「まっこっちで適当にやっとくわ。またなじじい」
長「それじゃあな」
彼女は男の人に背を向けて
部屋の外に出る
.
.
大「緊張したぁ…」
貴「ふははっ」
一気に肩の荷が降りる
大「あのさ、家は?」
1番気になってた事
どんなところなんやろ
貴「同い年位の奴がいるって言ったやん?そいつらと一緒に住むけど、大丈夫?」
大「うん!大丈夫!」
同じ年の人と会うのが
初めてで不安どころか楽しみだった
貴「そっか。じゃ施設行くか
あ、神ちゃん忘れてた」
やべと笑い出す
大「じゃ公園行こ!」
僕達は公園に向かう為
事務所の外に
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MaMo-Can(プロフ) - わぁ~!まじですか!すません_| ̄|○ でも死なせないのでご安心を… (2015年1月18日 22時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
神中望星 - なにわ皇子が倒れるところからマジで泣きました(T-T) (2015年1月18日 22時) (レス) id: df823ed7c0 (このIDを非表示/違反報告)
MaMo-Can(プロフ) - ありがとうございました(^^)続きもよろしくお願いします! (2015年1月1日 11時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
チョコたん(プロフ) - 無事に出来て良かったです。 (2015年1月1日 10時) (レス) id: 4af9a1cf38 (このIDを非表示/違反報告)
MaMo-Can(プロフ) - ありがとうございます! (2014年12月31日 14時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まもきゃん。* | 作成日時:2014年8月28日 21時