・20流星の過去-2 ページ24
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*流星Side*
それにしても大っきい家やな…
大「あの…」
貴「ん?」
なんでだろ
この人怖い人じゃない
絶対。
僕この人
好きだなあ
貴「りゅーせ!?りゅーせー!」
ボーっとしていた僕の肩を
揺らす
大「あ!なんですか?」
貴「ボーッとしてたからさ…てか敬語やめへん?」
何故か彼女の顔はダルそう
そんなに敬語使われるの嫌いなんかな…
大「でも…僕14になる歳ですよ?」
貴「同い年やん
ならなおさら敬語ぬきや」
あ、同い年なんや
全然見えへんな…
すごくしっかりしてるから
年上かと思った
貴「流星、ここは早乙女組本部やねん。私のおとんが組長。」
大「え…」
やっぱりヤクザなんや
少し怖い…
貴「私は流星のこと早乙女組に入れたいねんけど…流星はどう思う?」
いきなり言われて
どうすれば良いかわからない
そんな僕を見てなのか
彼女は更に話し続ける
貴「まあいきなり言われたらどまどうよな…でもなここちゃうけどうちが住んでんのは皆同じ位の年の組員が住んでて、流星と同い年の子もおるで!」
同い年の子もおるんや
すごい
続けて
皆良い奴ばっかりやで
と笑顔で言われた
大「僕…」
今までの僕から変わりたい…
強くなりたい
彼女の方を見ると
真剣な眼差しで僕を見ていた
大「…僕、はっ入る!」
答えを言った瞬間
彼女の表情がぱあっと明るくなって
よっしゃとガッツポーズをする
しっかりしてるのに可愛い人やな
なんて
貴「あとは…オトンに認めてもらうだけやな…」
彼女は
難しい顔をして考え始める
大「…てかこんな本部の目の前で話しててええん?外やで?」
道の真ん中で
通行人がいたら会話がまる聞こえ
貴「…ま、ええか…よし入るで」
そう言ってドアを開く…
ドアを開いて僕達を迎えるのは
員「お嬢お久しぶりです。」
とても怖い顔をした男の人
彼女に頭を下げる
貴「おう」
すごいな…
員「今日は何を?」
貴「こいつ入れたいねんけど」
員「では組長室に」
その言葉を聞いた瞬間
震えている自分に気付いた
やばい
震え止まんない
貴「大丈夫。私がなんとかするから」
彼女は震えてる僕に気付いた
この笑顔好きだなあ
大「うん。ありがとう。僕頑張るから!」
僕を見て彼女は笑った
貴「おん」
員「準備が出来ました。」
貴「ん。行くで」
Aの目が変わった。
彼女の目は
輝く黒い目…
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MaMo-Can(プロフ) - わぁ~!まじですか!すません_| ̄|○ でも死なせないのでご安心を… (2015年1月18日 22時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
神中望星 - なにわ皇子が倒れるところからマジで泣きました(T-T) (2015年1月18日 22時) (レス) id: df823ed7c0 (このIDを非表示/違反報告)
MaMo-Can(プロフ) - ありがとうございました(^^)続きもよろしくお願いします! (2015年1月1日 11時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
チョコたん(プロフ) - 無事に出来て良かったです。 (2015年1月1日 10時) (レス) id: 4af9a1cf38 (このIDを非表示/違反報告)
MaMo-Can(プロフ) - ありがとうございます! (2014年12月31日 14時) (レス) id: f5d96dbe44 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まもきゃん。* | 作成日時:2014年8月28日 21時