【10】疲労 ページ10
(フー)「さぁ！飛んで！」
その一声で生徒達が一斉に地面を蹴る、
Aも勢いよく空へ飛び出した。
(貴)「っしょ」
さっきまで横にいたフーチが小さく見える。
空を飛ぶのは気持ちいから大好きだ。
また一段と空高く飛んだ時、風が頬に当たるのを感じた。
髪の毛がふわあｯと揺れた。
(貴)「気持ちぃ〜。」
ホグワーツ城を一望出来る高さだ。
その美しい景色を見ながらゆっくりと下に降りる。
(貴)「...ん？
あっ」
___ホグワーツ城の渡り廊下に
ルーピンが立っているのが見えた。
じぃ...とAを見ている。
(貴)「何してるんだろう...」
すると下からフーチの声がした。
なのでAはルーピンに軽く手を振った後、
全身の力を抜いて重力に任せ急降下した。
とてつもない浮遊感に襲われ、髪や服が浮き上がる。
(ロン)「あいっかわらず突拍子な降り方するよなぁ」
(貴)「えへいえへい」
そして授業一つ丸々、
生徒達は箒に跨り空を飛び回った。
みんなクッタクタになった。
(フー)「では今日はこれで終わり！」
(貴)「フーチ先生！」
(フー)「何ですか？ミスレッドガイ。」
(貴)「あの！私まだ練習したくて...。
いいですか？」
と、まだ飛び足りなかったAは、
暗くなる前に終わるという約束で
一人訓練所に残った。
(フー)「私は用事があるので残れませんが、
暗くなるまでですよ！」
(貴)「はい！」
.
(貴)「やばい真っ暗だ。」
あれから約二時間。
既に外は真っ暗でもう寮に戻らなければいけない時間になっていた。
急いで箒を直し、走って校内に戻る。
そしてマクゴナガルに許可を貰い、
監督生用の風呂を貸してもらえる事になった。
(貴)「いっそげ〜」
そんな風呂場へ駆け込むAを影で見ていた男がいた...。
__
____
(貴)「わ〜...広い...」
お風呂場はA一人で、
まさに貸し切り状態だった。
壁画の人魚が美しく動いていた。
「君は監督生じゃないね」
(貴)「ちょっと借りるよ」
___...ポチャンｯ
(貴)「ふぅ〜...気持ちぃ〜」
といってももうすぐで就寝時間なので、
早く上がらなければいけない。
そそっとお風呂から上がり、
パジャマに着替えたA。
(貴)「早く帰ろ。
スネイプにでも見つかったら面倒だし。」
髪も乾かさず、
着ていた服を片手に更衣室から出た。
(貴)「え、？」
___いや、
出れなかった。
続く (更新停止中)
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husky(プロフ) - とってもおもしろかったです！続きはもう出ないのでしょうか、？ (4月28日 3時) (
レス) id: 3e396e653c (このIDを非表示/違反報告)
桜丸 - とても面白くて好きです！ (2022年9月13日 21時) (レス) id: 75df0a1d2c (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - 蟲猫さん» わああありがとうございます！！(涙) (2022年9月6日 15時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
蟲猫 - とても、面白ろかったです。ルーピン先生が尊くって、読んでいて幸せです。(尊い)(* ´ ▽ ` *) (2022年8月27日 8時) (レス) @page11 id: 90785db29e (このIDを非表示/違反報告)
かぜなつ(プロフ) - タマロワさん» ありがとうございます！！頑張ります！！！！！！ (2022年8月5日 14時) (レス) id: a3359051b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぜなつ | 作成日時：2018年5月9日 22時
