頂への道のり【男主】【GIANTS】

▽ 名前の呼び方 ページ12

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＊ 主side ＊





合同自主トレで山本くんをヤスと呼ぶようになった日の帰り。



重信くんや中川くんからもヤスと同様に名前で呼んで欲しいと頼まれた。



...みんなそういうの気になるものなのか。



ねぇ！ いいでしょ！？ と肩を揺らしてくる中川くん。痛い痛い、それに僕投手。





「...わかったって、１回離れてくれ〜。」





そう言うと「名前で呼んで欲しい同盟(？)」は、やったー！と言わんばかりに燥ぎまくっている。









「...うーん、何がいいかなぁ。」



はしゃいでいる人たちを尻目にうーんと考えていると後ろから袖を引かれた。







「...ねぇ、本当に名前で呼ぶの？」







袖を引いたのはヤスだった。



「えっ？ だってみんなに言われたらそうしないとだろ？」



そう言うと、でもっ！と何か言いたそうなヤス。何かあったのだろうか。









「...僕はあんなに頑張って頼んだのに。みんなの名前は簡単に呼ぶの？」









なんて顔を赤らめて言う。



ああもう本当に、


「...可愛い嫉妬ですか？」









(...本当の本当に呼ぶの？)

(...うーん、どうしようかなぁ)

( ヤス！ Aを誘惑すんな！！！)





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ちょっとしたお話。


こういうお話も書いていけたらと思います。

(リクエストもお待ちしておりますのでよろしくお願いします。)
(評価などもよろしくお願いします。)




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