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七海「天祥院君!!!」
英智「今は前を見て進んでほしい。...七海さん、僕は君たちが思うより、ずっと大人なんだ。」
七海「...」
英智「それに...女神様のことも思い出してきた。確かに女神紛いの人はこの世に存在するよ。」
七海「女神紛い?」
英智「この墓を掘り起こして、ストーカー女を呼び覚ます。英恵にも連絡を取る必要があるよ。」
エルキドゥ「...罪のない人が死んだ...どうすれば...」
与謝野「私は先頭、敦は後方を頼むよ。」
エルキドゥ「...私は敦についていきます。新人さんを一人にはできません。」
まだ間に合う。ここにいる人たちを救うためにも、先頭か後方に仕掛けられているという爆弾を止めなければいけない。
英恵「ユイ、無事か?」
エルキドゥ「英恵さん...無事です。」
英恵「そうか...じゃあ死んでくれ。これもマフィアの依頼だ。」
エルキドゥ「ッ!?」
与謝野「ユイ!?」
エルキドゥ「二人は先に向かってください!ここは私がやります!!!」
依頼だからと言って、私たちを殺すような真似は彼でもしないはず。彼は情に熱いなんてことを聞いていたのに...
英恵「今回は金があるんだ。っつーわけで死ねよ!!!」
エルキドゥ「英恵さんっ...一般人を守るのが先決です!私を殺すなら後にしてください!!!」
なんて言っても無駄だとは思うが...どちらにしろ止めるべきだ。ここに一般人が逃げてくる前に、絶対に止めてやる。
英恵「...電話...もしもし?今から殺しをするところなんだよ。」
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作者名:琲世 | 作成日時:2021年1月18日 19時