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No.8 ページ9

「おはようございます。風見さん。」


廊下を歩いていると前の方に風見さんを見つけて駆け寄る


私を姿を見て「あぁ、おはよう。」と返してくる


「そーいえば夜、降谷さんこちらに来ましたよ。しばらくこちらに顔を出せないかもと言ってました。」


頼まれてた伝言とかを伝えた



風「降谷さんが来たのか…おしい事をしたな。」


あの人に見てもらいたい書類あったんだがなと少し悔しそうな顔をしている風見さん


「緊急ならポアロに顔だして見ては?普通のお客として。」


そう提案してみたが邪魔になるだろと反論される


「ま、それが普通…ですよねぇ。」


私はんー…と唸っているとどうした?と聞かれる


「いや、さっき降谷さんにここまで送って頂き、ポアロに暇ができたら来いよーって言われたんですよね。仕事に影響するだろうから行かない方がいいかと思うんですが…。」


疑問に思うさっきの出来事を話すと風見さんはあー…となんとも言えない顔をした


風「あの人が来てもいいと言ったなら昼休憩の時にでも行ってもいいんじゃないか?」


そう言われ曖昧な返事をした


しばらく二人で歩き、自販機の前で立ち止まり、風見さんになにか飲みます?と尋ねた


風「いや、自分の分は自分で買……。」


風見さんは何故か目を見開きこちらを見た



「え?どうしました?風見さん?」


私はそう尋ねるといきなり腕を引っ張られ休憩所に押し込まれた


風「降谷さんに送って貰ったと言ったな。”それ”降谷さんにやられたのか?」


そう言って何故か絆創膏を取り出し、私に渡してきた


「え?なんの事です?」


いきなり連れ込まれたのと質問に戸惑いを隠せずにいると

私の後ろの方の首あたりをいきなり写真を撮られる


撮った写真を私に見せた



「なっ…!!!!」


その写真を見て私は顔を真っ赤にさせた



写真には首元に微かに赤くなっている部分が



つまりキスマークが着いていた



「……あの野郎ぉぉ!!!」



私はそう叫びかかったが風見さんに口元を抑えられる



風「落ち着け、ここで叫ぶな!」



そう怒られ私は少し冷静になった



風(全くあの人は……!)



風見さんが溜息をつき、頭を悩ませた


「あの上司…まじで何してくれてんの…。」


そう呟くと風見さんも


風「…まぁ、同情はする。」

といいながら首元にあるキスマークを隠すように絆創膏を貼ってくれた


風(あの人も大変だな…。)


そんな事を考えている風見さんがいたことを私は知らずにいたのだった

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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