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No.47 ページ49

「…れ、零さん。お願いですので離してください…。」

私はそう懇願する様に頼んだ。


今かなり顔が赤いだろうな。見られたくない。この上司の前では見られたくない


私は目をぎゅっと瞑った


上司は私の様子を見て、目を大きく見開いた



そして盛大に溜息を零す。



零「…お前に一つ忠告させろ。」



「…え?」


いきなりそう言い出した上司に私は恥ずかしさを忘れて疑問に思うと


「……その格好。ほかの男の前で絶対にやるな。あと、俺はお前の"上司"だが、"男"でもある。

いくら俺相手でも、ちゃんと警戒心は持っておけ。

…昨日のお前といい、今のお前といい…


俺がいい"上司"だからよかったものの、他の奴らなら確実にお前の服を剥いて、食べていたぞ。」

「なっ…!食べっ…!!!」


私はそう言われてさらに体の熱の温度を上げる


零「……あと、一つ、男を全然しらないAの為に教えてやろう。」


上司はいきなり私の手を思いっきり引っ張った。そして、いつの間にか私はソファーを背にして上司を見上げる体制になった。


そして私に近づき、私の唇のすぐ横に唇を落とす。

そして私の着ている服の中に手を入れ


シュルっと音を立て、私の履いているショーツの片方の紐を解いた


「━━━━━━っ!!!」


私は声にならない悲鳴をあげた



零「"男"の前だとその格好…"誘われている"って捉えられるからな。」


服の中で解いた紐を指で遊ばせながら、私を見下ろす上司は妖艶に笑い


零「……ちなみに…要望にお答えする事出来るけど?」


そう言う。



「━━━━━要望なんてしてないから!!!この変態上司!!!」



私はそう叫んで殴ろうとするが、その手を掴まれ、抑えつけられる


「いい加減もう離れて下さい!!!からかわないで!!」


私は涙目になってそう叫ぶと


零「男は、特定の女の前だと皆変態だ。」


そう言って笑いながら解いたショーツの紐も結び直して、そっと離れた。


そして、頭を撫でる。


零「昨日の俺と飲んだお酒…覚えているか?」



「は??お酒…カクテルですか?まぁ…。」


零「ならいい。」



満足気な顔をした上司は私から離れてキッチンに向かう。


そして冷蔵庫から予め作ってあったのか、ハムサンドを取り出してテーブルに置いた。


零「はい、朝食。早く座れ。仕事あるだろ。送ってく。」

そう言って珈琲を作りにキッチンに立つ機嫌の良くなった上司を見て私は呟いた


「まじで何なのこの人…。」

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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