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No.40 ページ42

━━━━━━━━━━"付き合ってくれないか"






そう言われた




私の中にある心臓が1つ大きく音を立てた。




そして私の中の時を止めた









「は…?」





私は過去最大に間抜けな声を漏らした




何も考えられずに立ち尽くしていると



上司は、あっ、と声を漏らして



零「すまない、言葉が足りなかった。これから他の場所で飲み直しに付き合ってくれないか?」




そう言った







その言葉を聞いた私は、今さっきまで別の捉え方をしてしまった事に恥ずかしさを覚え、さらに身体の熱を一気にあげた。







何を考えた私は!!?






馬鹿じゃねーのかおい!!






心の中で、必死に自分で自分に対して総ツッコミをいれた。





「えっと…あの…。」



断ろうと言葉を頭の中で必死に考えていると




零「あ、具合大丈夫なんだろ?なら付き合えよ。2人だけで行くの嫌だとか言うなよ。」



そう釘を刺してきた


2人だけなんですか!?と思わず声を上げた



何を悲しくてこの腹立つ上司と2人で行かなきゃ行けねーの!?




しかも拒否権無いのかよ!?ならあんな紛らわしい聞き方すんじゃねーよ!!!


私は言葉に出さずに上司に総ツッコミをいれた






「わかりましたよ…。」



なんかもう疲れた。私は盛大に溜息をついて、渋々答える



それを見た上司は何を思ったか、私にぐっと近付き、耳元で囁いた




零「━━━期待しちゃった?…可愛い。」





すっと顔を離す




顔を離した時の上司の顔は、まるで意地悪する子供の顔で笑っていた





私は一気に顔に熱を宿す




「違います!!何も期待なんてしてません!!!馬鹿じゃないですか!?」



ムキになって私はそう叫んだ



上司は耐えきれなくなってククッと笑い始める




私は恥ずかしさと悔しさで涙目で上司を睨み付けた




その様子をみた上司は、私をそっと抱き寄せ、泣いた子供を慰める様に背中をトントンと叩く。


零「可愛い反応するからつい…悪かったって。」



笑いながらそう言ってヨシヨシと背中を摩る


笑ってんじゃねーかよ!!



私はそう心の中で叫ぶ


零「奢ってやるから。な?」


そう言って優しい手つきで私の頭を撫でる



「…その言葉本当ですか?」



私は不満げにそう言うと、あぁ、もちろん。と答えてくる


零「…落ち着いたか?」



そう言って私の顔を見てくる



「…落ち着く訳ねーだろ。」



ついに私は敬語を外し、そう答えた。

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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