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No.23 ページ25

「本当にキザだな…。」

消えたキッドに大して私はそう呟いた


さ、とても楽しかったが、この後を考えたら私は胃がキリキリする思いになった


私は"ガラスの靴"を脱いだ

そして消えた後に落ちた私の服を拾う


「あ、コナンくんこれ返しといて。」


蒼の涙を取り、コナンくんに投げる。コナンくんは戸惑いながら受け取った

コナンくんは私を見て納得したような顔をしていない。何かを疑うそんな顔をしていた


「そんな顔しないでよ。ただの"マジック好き"なだけだから。私は。」

私はそう言って笑う


「んじゃ、私は着替えてからビルを出るので2人は先帰ってくださ……。」

服と靴を持って移動しようとすると腕を掴まれる


安「いえ、"そのまま"送りますよ?シンデレラ?」


腕を掴んだ張本人、上司は最高の笑みでそう言った。

目が笑ってないが。


「あー…はい。わかりました…。」


あー、怖い。かなり遊び過ぎたな。


私は顔を引き攣らせた。


コナンくんは上司の顔を見て何かを察したのか、先に戻ると言って降りていった


安「さ、帰りましょうか。シンデレラ。」


そう言って私に靴を履かせる。そして私を抱き抱えた。

キッドといい、お姫様抱っこ本当に好きだな…。

27のばあさんがやられるこちらの身にもなってくれ。



「あの、安室さん…歩けるんで下ろしてください。」



安「嫌です。」



私を抱えたままビルの階段を降りる。歩く音だけが鳴り響く


すげぇ空気が重い…。


「あ、あの重いだろうし本当に降ろしてもらって「黙って下さいその口塞ぎますよ」」


そう言い放った上司の目はいつもの鬼の上司の目で


「あ、はい…。」


あの降谷さんだ。その目を見た私は口を閉じた


ビルから降りて、裏に止めていた上司の車の助手席に私は座らされた



そして上司は車に乗り、そして慣れた手つきでエンジンをかけて走り出した



車内は無言に包まれる


「あ、あの…降谷…さん。どちらへ…?」


零「俺の家。」


「…ん?」


零「俺の家に向かってる。」



「えっと…私の家に送ってくれるんじゃ…?」



なぜ私は上司の家に…?運転している上司をちらっと見た


上司もこちらを見ていた様でバチッと目が合う



零「誰がお前の家に送ると言った。」


言われてない、言われてないが上司の家に行くとも言ってない気が…。


そんな文句も言える雰囲気では無く、大人しく乗っている事しか出来なかった

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yuyuyu(プロフ) - 降谷さん推しの自分には最高の作品です!!細かいかもですが風見くんの一人称自分ですよ! (2022年4月26日 15時) (レス) @page36 id: a946daa559 (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - souさん» お返事遅れてすみません。ありがとうございます!とても光栄に思います! (2022年4月18日 13時) (レス) id: 227d2dfa97 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 零さん素敵!!大人の魅力溢れすぎてドキドキしちゃいました♡♡ (2022年3月13日 20時) (レス) @page50 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
アレン(プロフ) - カトレアさん» コメントありがとうございます!かっこいいって言ってくれたのが嬉しいです!!続編でも是非とも読んでいただけると嬉しいです!!本当にありがとうございます! (2018年6月1日 1時) (レス) id: ab7db67b39 (このIDを非表示/違反報告)
カトレア(プロフ) - もう、アカーーーン!!!!ってニヤニヤしすぎて叫びましたよ←零ちゃんカッコよすぎかね…… (2018年5月31日 22時) (レス) id: 6433e9a6c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アレン | 作成日時:2018年4月25日 2時

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