story.42 ページ42
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"本当にお前が心配なんだよっ"
真剣な目をして彼は言った
そんなに真剣な顔をして
そんなことを言われたのは初めてで
｢…母親は、私を捨てた。
夜に出歩くのは、怖いから｣
目を逸らして
ぽつりと呟いた
くだらないでしょ
｢…ね、大した理由じゃないでしょ?｣
フッと笑った
なんでだろ
なんでこんなに虚しいんだろう
グッと唇を噛んだ
よくわかんない
目の前がぼやける
SN｢…っA｣
｢え…?｣
ぎゅっと抱きしめられた
｢スニョン??…どうし、たの｣
SN｢いい加減、自分に素直になれよ｣
｢…なんの事｣
SN｢本当は、っ…自分に嘘つくな｣
｢嘘なんかついてな…｣
SN｢それが、嘘なんだよ｣
｢…ほんとになんの事言ってるの?｣
嘘??
私は嘘なんかついてない
夜に出歩くのは怖いから
家族はいない
これのどこが嘘なの??
｢…わかんないよ｣
SN｢…そっか。いつか、Aの口から聞くから｣
｢…?｣
なんのことか本当に分からないけど
優しくスニョンは笑って
SN｢もう、大丈夫そうだな。
俺、帰るから、なんかあったら連絡して｣
｢…あっ｣
ひらっとスマホを見せた
そういえば、私スニョンの連絡先消したんだった
｢うん、わかった。ありがとう｣
SN｢…連絡先消えてんのに聞いてくれねぇの｣
気づいてたんだ
気にしてなさそうだったのに
｢いや、聞く必要ないかなって｣
SN｢…はぁ、ほんっとに｣
ため息をつき頭を抱えるスニョン
そんなに悩むこと??
SN｢まぁいいや、帰るから、ちゃんと大人しくしてろよ｣
｢うん、ありがとう。じゃあね｣
手を振ると
ふっと笑ってスニョンは出ていった
ガチャっと鍵を閉めると
静かな部屋になった
なんか
｢…寂しいな｣
スニョンと一緒にいて
すごい嬉しかった
｢はぁ、こんなに好きになってるなんて｣
布団に寝転がった
ふわっとスニョンの香りがした
｢落ち着く｣
…なんか変態みたいじゃない?
｢…あぁ、もう｣
顔が熱い
1人で騒いで
頭がおかしくなったのかな
目を閉じた
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スニョンと一緒にいると
幸せなんだ
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iziu(プロフ) - koro39さん» わああほんとですかありがとうございます😊更新遅くなってしまいすいません!!更新致しましたので是非読んでく出さると嬉しいです✨ (2022年5月2日 23時) (
レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - このお話ハマります..！！無理せず更新お願いします。゜(´∩ω∩｀)゜。 (2022年4月15日 20時) (レス) @page40 id: 4c8c83f715 (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - Luuさん» Luuさんありがとうございます😊めちゃめちゃ嬉しいですっ😂モヤモヤしますよね…書いてる私もモヤモヤしてます…。すごく嬉しいコメントをありがとうございます!!負担にならない程度に更新頑張ります!!ほんとにめちゃめちゃ嬉しいです💕 (2022年3月23日 21時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
Luu - iziuさんの書く、ヤンチャなスニョンくんもかっこいいスニョンくんも大好きです！これからも負担にならない程度に更新頑張ってください！🙌🏻🤍 (2022年3月17日 17時) (レス) id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
Luu - このお話の 女の子を本気で好きなのか気にかけてるだけなのか分からないスニョンくんがモヤモヤして好きです~!! 最終的にはいい感じに思いが通じ合えばいいなとはやっぱり思いますが、付き合ってないのに距離感バグってるのもとてもいいです…👍🏻💕 (2022年3月17日 17時) (レス) @page40 id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ijiu | 作成日時：2021年8月9日 22時
