story.27 ページ27
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鼻先が触れる距離
眠いからか普段よりも鋭い目
｢私のことはいいから寝て｣
スっと顔を逸らした
ドキドキしてる自分がいる
いつもと少し違うからで
そう
あんまり見なきゃ大丈夫__
SN｢寝れるかよ｣
｢…あっ｣
抱きしめられたと思ったら
腕枕されて
｢スニョン、?｣
SN｢…早く寝ろ｣
｢眠いなら寝てよ｣
SN｢お前も寝るの｣
｢…寝るからスニョンも寝て｣
SN｢Aが寝たら寝る｣
眠いなら寝ればいいのに
私に構わないで
｢…おやすみ｣
グッと目を閉じた
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────────────────────
目が覚めると真っ暗な部屋で
窓の外には満面の笑みをうかべた
────────────────────
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｢…っはぁはぁ｣
本当に嫌になる
｢…っ｣
思い出したくもない
息が詰まる
こうなるから
嫌なんだよっ
｢…っはぁ、…｣
涙をこらえた
嗚咽が漏れないように
これ以上スニョンに迷惑をかけたくない
ゆっくり布団から出ようとした時
SN｢どこ行くの｣
｢ごめん、起こした…｣
SN｢…なんで、泣いてんだよ｣
私の顔を見て驚いた顔をするスニョン
そりゃそうだよね
隣で寝てた人が急に泣いてるんだもんね
｢ごめん、もう外少し明るくなってきたから帰るね｣
どうしていいかわからなくて
このままここにいちゃ行けない気がして
涙を堪えて
起き上がろうとした時
SN｢ねぇ、俺ってそんなに頼りない｣
肩肘を着いた状態で私の顔を覗き込んだ
SN｢ねぇ?A｣
｢…頼りたくない｣
SN｢…へぇ。そんなに俺のことが嫌い?｣
｢なんでそうなるの?｣
SN｢態度見てればわかるよ。
頼りたくないのだって俺が嫌いだからだろ｣
｢違っ、私は迷惑かけたくないから!｣
SN｢そうやって言って逃げてるんだろっ｣
｢…!もう、いいよ。じゃあねスニョン｣
痛む頭を抑えて
スニョンの家から飛び出した
ただひたすらに何も考えず
自分の家まで走って帰った
思いっきり部屋のドアを閉めると
堪えていた涙が次々に溢れた
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"スニョンが好きなんだ"
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iziu(プロフ) - koro39さん» わああほんとですかありがとうございます😊更新遅くなってしまいすいません!!更新致しましたので是非読んでく出さると嬉しいです✨ (2022年5月2日 23時) (
レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
koro39(プロフ) - このお話ハマります..！！無理せず更新お願いします。゜(´∩ω∩｀)゜。 (2022年4月15日 20時) (レス) @page40 id: 4c8c83f715 (このIDを非表示/違反報告)
iziu(プロフ) - Luuさん» Luuさんありがとうございます😊めちゃめちゃ嬉しいですっ😂モヤモヤしますよね…書いてる私もモヤモヤしてます…。すごく嬉しいコメントをありがとうございます!!負担にならない程度に更新頑張ります!!ほんとにめちゃめちゃ嬉しいです💕 (2022年3月23日 21時) (レス) id: d0f4eea6fa (このIDを非表示/違反報告)
Luu - iziuさんの書く、ヤンチャなスニョンくんもかっこいいスニョンくんも大好きです！これからも負担にならない程度に更新頑張ってください！🙌🏻🤍 (2022年3月17日 17時) (レス) id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
Luu - このお話の 女の子を本気で好きなのか気にかけてるだけなのか分からないスニョンくんがモヤモヤして好きです~!! 最終的にはいい感じに思いが通じ合えばいいなとはやっぱり思いますが、付き合ってないのに距離感バグってるのもとてもいいです…👍🏻💕 (2022年3月17日 17時) (レス) @page40 id: 3053d631c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ijiu | 作成日時：2021年8月9日 22時
