第129話 僕は、ただ…。 ページ42
社長に言われたのは、シェアハウスに住むか、どうするか、という話だった。
私は別にいいと思う、別に、どうでもいいから。
新田｢いいんじゃないですか？｣
μ｢はい！賛成です！｣
Feylan｢私も〜。｣
蒼井｢僕もです！｣
貴｢どっちでもいいです。｣
佐藤｢ん。ってことはきまりだね！｣
友梨奈｢あの、1階、11部屋余っているので、うたプリ声優陣で丁度だと思うんです。沢城さんも入れて。｣
佐藤｢あ、なるほど…。｣
友梨奈｢2階はお友達の人とかを入れたらどうでしょう？｣
蒼井｢それいいね！｣
佐藤｢うん！じゃあ交渉成立だね！｣
友梨奈｢はい！できれば早いほうがいいので明後日ぐらいにお願いしたいのですが…。｣
佐藤｢みんなはそれでいい？｣
全｢はい！｣
こうして、明後日にその別荘に行くことになった。
全員が部屋に戻った時、私は佐藤さんに呼ばれた。
貴｢…なんですか。｣
佐藤｢…翔太のことは、きらいなの？｣
貴｢嫌いです。｣
佐藤｢好きという気持ちは、もうないの？｣
貴｢ありません。｣
佐藤｢…そう。…本当に、それでいいの？…後悔しない…？｣
貴｢しません。｣
佐藤｢…そっか。もういいよ。部屋に戻って…。｣
貴｢はい。失礼します。｣
私は自分の部屋に戻った。
貴｢…。何してるんですか…。蒼井さん。｣
蒼井｢！…。｣
私が呼ぶと、悲しそうに目をそらした。
貴｢盗み聞きですか。｣
蒼井｢ご、めん…。そうだよね…。き、らい…だよね…。｣
貴｢ええ。私は、貴方が嫌いです。｣
蒼井｢…嘘、だったりしないよね。昔から僕の声に救われてたって。｣
貴｢本当ですよ？でも私は、あなたが嫌いです！大ッ嫌いですｯ！｣
蒼井｢！！…ごめんね。自分勝手だよね…。僕から勝手に好きになって、勝手に離れないって決めて…なのに最後は僕があんなことを言った…。｣
貴｢…私はもう、2度とあなたの言葉は信じません…。｣
蒼井｢ｯ…！｣
貴｢信じてたのに…！ずっと、信じてたのに…！貴方は私を裏切った！！｣
私はもう、誰も信じない…！信じたくもない！
蒼井｢…いいよ。信じてくれなくていい…でも、そばにはいさせて欲しい…。｣
貴｢…。｣
蒼井｢ただ、それだけでいいんだ。君のとなりで…｣
貴｢…。｣
蒼井｢僕は、君のとなりが居場所なの！｣
貴｢…！｣
そう言って、顔を上げた蒼井さんの頬は、一筋の光が流れていた。
第130話 私の本当の気持ち…。→←第128話 私は翔太の事が…。
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最先端の消しゴム（−＿−；）(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます！！Twitterのアカウントは｢@ASHOWT｣か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います！ (2016年1月9日 22時) (
レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです！ (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム（−＿−；）(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます！！！ほかとは違いますか！？私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム（−＿−；）(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！ (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：最先端の消しゴム | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月10日 19時
