男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、幸せな日々を過ごす予定です…。

第127話 ここに住むとなると…。 ページ40

友梨奈｢ほかの声優さんたちも交えてシェアハウスしたらいかがでしょう！？｣

佐藤｢え！？｣

友梨奈｢3階のうち、3室はレッスン室として使い、残った11部屋はほかの人が使うという形はどうかと思いまして…。｣

佐藤｢うーん。｣

友梨奈｢3階の6室は株式会社Ｓの皆さんで使っていただいて、後の余った二階、1階の部屋は他の人に使ってもらうという形にできないかと。｣

佐藤｢なるほどね！｣

友梨奈｢二階に1つと一階に1つトイレもありますし…ただ、お風呂は裏の出入口に行かないといけないんですが…。行きます？｣

佐藤｢うん！そうしようか。｣

私達は裏の出入口を出、廊下を歩いた。

裏の出入口は、このリビングの隅にある扉の事だ。

佐藤｢あれ？外に出ないんだ。普通に靴も履かないで行けるんだね。
｣
友梨奈｢ここはもともと庭の一部が道になっていて、その道を行くとお風呂だったのですが、冬は寒いと思いまして、ここだけ廊下として床、壁、天井をつけてもらったんです。だから本当はあそこに扉なんていらないんですけどね。｣

佐藤｢へぇ〜！｣

そしてお風呂場に着いた。

佐藤｢へっ？温泉！？｣

友梨奈｢はい！男湯と女湯に分けてありますよ？｣

佐藤｢すごいね！｣

友梨奈｢他にも見てもらいたいところがあるのですが…。｣

佐藤｢あ、うん！｣

それから私たちは屋敷を1通り見、一旦Ｓに戻ることになった。

第128話 私は翔太の事が…。→←第126話 Ｓのアーティストだけでは流石に広すぎると思うけど…。

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