第123話 結末は…。 ページ36
茉莉花は焦った表情を見せたが…すぐに冷静さを取り戻しこういった。
茉莉花「ふんっ!お金があればこんな発言取り消すことだってできるのよ!!」
茉莉花は余裕げにこういった。
佳美「いや、それはどうかな?」
茉莉花「はぁ?」
佳美「ねぇ?友梨奈さん?」
友梨奈「はい。」
貴「友梨奈さんまで…。」
友梨奈「すみません、茉莉花さん。実は、貴方がたの株、全て私たち、遠風家が買い取らせていただきました!」
茉莉花「…え…?それって…つまり。」
すると、友梨奈さんの後から一人の男性が出てきた。
男性「茉莉花すまない。」
茉莉花「そんな…お父様…。」
社長「どうやら、辞めるべきなのはお前の方だな。茉莉花」。
茉莉花「そ、そんな…。」
貴「いいえ…。やめるのは私だけで結構です。」
佳美「何言ってるの!?やめなくていいんだよ?」
貴「…ここまでしてくれてありがとう。佳美。でもね?もともと私が何でもするって言ったの。だから…ね?」
佳美「そんな…。」
貴「危害が加わるのは、私だけでいい。お願い、みんなに迷惑かけたくないの。」
佳美「…。」
貴「では、失礼します。」
私は扉に手をかけた。
茉莉花「…何よっ!あんたが今ここでやめたら、私は完全に恥をかかされた負け犬じゃない!!」
貴「…え…?」
茉莉花「あんたが今ここでやめたら私のプライドが許さないんだから!続けなさいよ!!続ければいいじゃない!!絶対にすぐに追いついて、抜かしてやるんだから!」
茉莉花は私にそういうと泣きながら部屋を出ていった。
佳美「A…。」
佳美が泣きながら私に抱きついてきた。
貴「ありがとう、佳美。友梨奈さん。」
友梨奈「いいえ。」
蒼井「A…。」
貴「…。」
蒼井「…ごめん…。」
貴「…何がですか?私は、もうあなたの彼女ではありませんし、何も関係ないです。」
蒼井「ッ…!」
貴「やっぱり、信じるんじゃなかった…。」
友梨奈「Aさん…。」
蒼井「わかってる。…でも、もう一度、やり直したい。君が僕のこと、好きじゃなくていい。僕が好きでいたいんだ!」
貴「…。」
蒼井「…。」
貴「…わかりました。」
蒼井「!ありがとう!」
翔太は私に勢いよく抱きついた。
あぁ、そうだ…私が…欲しかったぬくもりは…。
貴「ッ…!しょ…たぁ…!」
蒼井「!!A…。ごめんね。ごめんね。ほんと、少し疑ってあんな事言った自分が恥ずかしい…。」
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最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - みれぃさん» コメントありがとうございます!!Twitterのアカウントは「@ASHOWT」か、最先端の消しゴムでやってくれたら出てくると思います! (2016年1月9日 22時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
みれぃ(プロフ) - いつも読ませてもらってますー!! これからも更新頑張って下さいー もし、よかったら、Twitterのアカウントとか教えていただきたいです!! (2016年1月9日 22時) (レス) id: 5e7f49e174 (このIDを非表示/違反報告)
Ria(プロフ) - 凄いです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: 814316926e (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます!!!ほかとは違いますか!?私もよくわかってないのですが、いつの間にかこんなふうになっちゃって…笑 (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
最先端の消しゴム(−_−;)(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます!!そう言って頂けて嬉しいです! (2016年1月9日 20時) (レス) id: ce180c9265 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月10日 19時