第五章 ページ38
ハヤテside
ハ「いい感じだ……」
ある程度空を飛んでから操縦器から手を離す
貴「わっ」
操縦士を失った機体がそのまま海に急降下して中が無重力になった
海に落ちる直前で機体を持ち直すと後ろから歌っていたAが俺に苦情を言ってくる
貴「ハヤテ、歌えないじゃない」
Aの言葉に操縦器に手を戻す
ハ「悪い……お前の歌聞きながら飛んでるとなんかいい感じなんだよな。その歌も聞いてて気持ちいい……」
そう言うとAは少し声のトーンを落として喋った
貴「フロンティアにいた頃好きだったんだ。
あのね……フロンティアの私の友達にもゼントラーディの女の子がいたんだ。その子は祖父母がゾラ人の男の子、私の兄さんの親友の幼馴染みで、その人ことが好きだったんだ。二人共私にも良くしてくれた。
二人共お互い好きなのは分かってるのに全然くっつかなくって。……でも兄さんの親友は戦争のせいで死んじゃった」
ハ「え……」
Aの昔の話に驚いて何て言葉を返せばいいのか言葉に詰まる
貴「戦争なんて大切な人が死んでくだけだからやる価値なんて無いんだよ」
目を伏せて話すAに暫くしてから俺は力強く言った
ハ「歌えよ」
貴「え？」
驚いて顔をあげたAに俺はニッと笑いかける
ハ「お前歌った方がいい」
貴「ハヤテ……うん。私は、私の歌声で銀河に光を届けたい！」
Aが顔を輝かせそう言ったと同時にモニター画面にメッサーが映った
メ『ハヤテ・インメルマン准尉。貴様の行動は隊規に違反する。速やかに帰投せよ。従わなければ反乱とみなし撃墜する』
Aと話してて気が付かなかったが真上にメッサーが飛んでいた
ハ「かてーこと言うなよ少し位……マジか、ロックオンしやがった！」
慌てて操縦をしようとするとAが焦った声で叫んだ
貴「ちょっとハヤテ！だから言ったじゃない！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 178人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リマ(プロフ) - レッドテールさん» この作品を参考にして作品を書いてもよろしいでしょうか？ 感動するの作品なので・・・ (2018年10月12日 17時) (
レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - マタタビさんコメントありがとうございます！この作品を好きだって言ってくれてとっても嬉しいです！夏休みに入ったので頑張って更新していきます！これからもよろしくお願いします！ (2017年7月21日 11時) (レス) id: 1fd051a143 (このIDを非表示/違反報告)
マタタビ - こんばんはー！マタタビです！私この作品好きです！頑張ってください！ (2017年5月30日 20時) (携帯から) (レス) id: 4efe3cb1c0 (このIDを非表示/違反報告)
ジン(プロフ) - 待ってましたー！ (2016年7月26日 20時) (レス) id: d437bf2317 (このIDを非表示/違反報告)
レッドテール - やっと更新出来るようになりました！長い間お待たせしてすみません！これから頑張ってアニメに追い付こうと思います！期待に添えるよう頑張るのでこれからも宜しくお願いします！ (2016年7月25日 14時) (レス) id: 083304ccc8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レッドテール | 作成日時：2016年5月6日 17時
